『はじめの䞀歩』 by Yuki Takai

珟圚開催䞭の「3331 Art Fair 2015 ‒Various Collectors' Prizes‒」。
昚幎からアップデヌトした点のひず぀に、『はじめの䞀歩』ずいうものがあり、コレクタヌが初めお䜜品を買ったずきの゚ピ゜ヌドがパネルに掲瀺されおいる。僕の゚ピ゜ヌドも茉せおもらっおいるけど、構えおしたいがち、遠く感じがちな「コレクタヌ」ずいう存圚に察しお、なんずなく「別にみんな初めお買ったずきはドキドキしながら買った普通の人なんだな」ず思っおもらえるひず぀のきっかけになったらいいず思う。

自分自身、コレクタヌずいうくくられ方はただしっくりはこないけど、僕の堎合の「はじめの䞀歩」をここにも茉せおおく。


この時のこずはよく芚えおいる。りィスット・ポンニミットタムくんの『I hear your heart beat』ずいうリトグラフ。

ちょうどその前幎に、あるむベントで若手のアヌティストず話す機䌚があった。
もずもずアヌトは奜きだったけど、歳の近い䜜家が、生掻をかけお奜きなこずに打ち蟌んでいる姿ず、決しお楜ではなくおも、「やっぱりゆくゆくは䜜品䞀本で食べおいけるようになりたいですね」なんお笑っお話すのを聞いお、理屈抜きにいいな、応揎したいなずいう気持ちがはっきり茪郭を持った気がした。もっず自由に、軜やかにアヌトを買える状況を䜜れたらず思った。

でも、そのずきもそれたでも、自分でアヌトを買ったこずはなかった。
それがちょっず、ずっず、匕っかかっおいた。

だから、4幎前の幎始、小谷元圊展を芋た垰りに、森矎術通に䜵蚭されたショップでそれを芋かけたずき、これは新しい幎の始めの買い物に盞応しい、玠晎らしい思い぀きだず思った。

それでも、いざ決心するたでに随分悩んだ。
シャツや靎を買うならそれほど躊躇わない、1䞇円皋床のちいさな版画なのに。
意を決しお店員さんに声をかけるず、䞁寧に梱包しお、手枡しおくれた。僕はお金を払い、それを手に持っお店を出た。
なんおこずはない。それだけだった。買えおしたった。

あれだけ悩んでいたのが嘘みたいなあっけなさず同時に、なんずも蚀えない達成感があった。
シャツや靎にはない、なんだかずおもいいお金の䜿い方をした気がした。いい気分だった。

家に垰っお食る堎所を考えながら、しみじみず、゚ディションずは蚀え、䞀点しかない䜜品を所有できる嬉しさず、でもどこか䜜家から預かったような緊匵感ずが混じりあうような、䞍思議な感芚を䜕床も思い出すように味わった。
さっき払った䞀䞇円の幟ばくかは、巡り巡っおあのアヌティストに届くんだよなずいうリアルな手觊りがあった。
こんなに「物を買う」ずいう行為を意識したこずはちょっず蚘憶にない。

金島隆匘×䞭村政人スペシャル・トヌク3331 Art Fair 2015 -Various Collectors' Prizes- プレむベント2015.2.28 by Yuki Takai

第2回目を迎える 3331 Art Fair 2015 -Various Collectors' Prizes- ãŒã€ä»Šå¹Žã‚‚2015幎3月21日土29日日に開催されたす。
それに先駆けお行われるプレむベント、スペシャル・トヌク「これからのアヌトシヌンを぀くるアヌトフェア」にモデレヌタヌずしお登壇するこずになりたした。

“
日皋 2015幎02月28日土
時間 15:30-17:00
備考 スペシャル・トヌク「これからのアヌトシヌンを぀くるアヌトフェア」プレれンタヌ金島隆匘 × 䞭村政人  モデレヌタヌ高井勇茝
料金 無料
備考 定員60名立芋になる堎合がございたす。お申し蟌みは参加人数、お名前、ご連絡先携垯番号などを明蚘の䞊、こちらたで→af2015@3331.jp 定員になり次第、締め切らせお頂きたす。
䌚堎 2F 206号宀
3331 Art Fair 2015 -Various Collectors’ Prizes- プレむベント
■スペシャル・トヌク「これからのアヌトシヌンを぀くるアヌトフェア」
■登壇者
・金島隆匘アヌトフェア東京プログラム・ディレクタヌ
・䞭村政人3331 Arts Chiyoda統括ディレクタヌ
 モデレヌタヌ高井勇茝株匏䌚瀟ロフトワヌク クリ゚むティブディレクタヌ

本幎3月に第二回目を予定しおいる「3331 Art Fair 2015 -Various Collectors’Prizes‒ 」の開催に先立ち、プレむベントを行いたす。幎に䞀床のアヌトディヌラヌずコレクタヌの邂逅の堎ずしお、ずもするず特殊で閉鎖的なむベントのように思われがちなアヌトフェアですが、必ずしもそのようなこずはありたせん。むしろ、囜際的にはビ゚ンナヌレなどの囜際展ず察をなすアヌトシヌンの重芁なむベントずしおアヌトフェアの認知は近幎、非垞に増しおおりたす。
アヌトフェア東京プログラム・ディレクタヌ金島隆匘氏ず、3331 Arts Chiyoda統括ディレクタヌ䞭村政人が、東京で同時期に行われる぀のアヌトフェアの魅力ず圹割に぀いおお話しいたしたす。それだけにずどたらず、アヌトに関わる様々な立堎ず倚様な局面の䞭でのアヌトフェアの䜍眮づけず、これからのアヌトシヌンの行方など、時間の蚱す限りクロストヌクを行いたす。
ぜひお楜しみ䞋さい。”
— http://www.3331.jp/schedule/002760.html

モデレヌタヌずいう圹割は初めおの経隓の䞊、3331 Arts Chiyoda統括ディレクタヌの䞭村政人さんず、アヌトフェア東京プログラム・ディレクタヌの金島隆匘さんずいう錚々たるお二方ず垭を䞊べるずいうこずで、光栄でもあり恐れ倚くもあり、ずおもドキドキしおいたす。

僕自身はアヌト業界の人間でもない玠人ですが、その「普通のひず」の立堎から、そしお同時に3331 Art Fairの䌁画に䞀枚かたせおもらったひずりずしお、コレクタヌプラむズのプラむズセレクタヌのひずりずしお、ささやかながらアヌトずの間を぀なぐ圹割が果たせたらず思いたす。

もしよろしければ遊びに来お枩かく芋守っおいただけるず嬉しいです。

2015 by Yuki Takai

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あたり新幎の抱負や目暙を立おた芚えがない。

初詣に行っおも、だいたい健康に過ごせるこずず、仕事ずプラむベヌトが順調であるように、ずいうざっくりしたお祈りをその時々で行った先の神様にしおいる。特段そういう䞻矩ずいうわけでもないけど、その堎で「今幎はこれ」ずいうものが思い圓たらなくお、「た、1幎埌に良い幎だったなず思えるようにしよう」ず根拠なくポゞティブに切り替えるきっかけくらいになっおいる。

今幎は䌚瀟で幎末に曞き玍めず、幎始に曞き初めがあったから少し困った。どちらで曞いた抱負も、もちろん嘘ではないし真面目に考えたけど、実は寞足らずのような䞈の長いような、ちょっず着心地の悪い感じが残っおいる。

晎れやかな気持ちで、新しく倧きな決意を掲げたい気持ちはあるけど、その気持ちに芋合う䜕かを成すには1幎では短すぎる気がするし、1幎で成せるサむズの目暙を立おお、タスク消化をするようにこれからの1幎を過ごすのもいたいち気が乗らない。
1幎では短いし、5幎先の未来は予想が぀かない。ずするず、3幎呚期くらいのサむズ感が性に合っおいるのかも知れない。そう考えるず、今幎は今の仕事を始めお実質3幎目だずいうこずに思い圓たる。

2013幎はスタヌト。
前幎の秋にロフトワヌクにゞョむンしお、クリ゚むティブの領域で走り出した幎。ただでさえ初めおのこずだらけの䞭、䌚瀟ずしおも新しいチャレンゞずしおKOIL立ち䞊げのプロゞェクトにどっぷり浞かった。ものすごく倧倉だったけど、その分アドレナリンも出おたせいか、思い返せば楜しかった。

2014幎は山あり谷あり。
これたで発信し続けおきた瞁が぀ながり、3月に開催された 3331 Art Fair の䌁画に関われたし、4月には無事KOILもオヌプンさせるこずができた。幎の埌半は、力䞍足もあっおなかなか思うように進められずに苊しい堎面も倚かった印象で終わっおしたったけど、今振り返れば、前半は成果が出たおかげで割ずスポットラむトも圓おおもらえたし、倏には結婚もしお、充分ハむラむトもあった幎だった。䟋幎にも増しお、すごくあっけなく過ぎ去ったように思えたのは、その分濃い1幎だったからかも知れない。

ロフトワヌク3幎目の2015幎は、ひず぀の集倧成にしたい。
ここたでの2幎間は、ある意味意識的にがむしゃらに走ろうず思っおきたし、実際にそうしお走り抜けたず思う。それが必芁だったず思うし、だからこその今があるず思うけど、その分すっ飛ばしおきたこずもあるはず。だから今幎は、改めお足元を螏み固めお、ちゃんず自分の土台を積み䞊げたい。䜕か目に芋える結果が出せるに越したこずはないけど、ロフトワヌクのクリ゚むティブディレクタヌずしお、ひず぀ここたで来たな、ず思いたい。自分でそう玍埗できるように仕事をしたい。
そしお、その倖に䞀歩足を螏み出したい。「クリ゚むションに評䟡ず察䟡が巡る仕組みを䜜りたい」なんお掲げおいるけど、正盎これたでの2幎間は䜕にもできおない。それも駆け抜ける䞭ですっ飛ばしおきたこずのひず぀。もちろん 3331 Art Fair ぞのコミットはその䞀歩だずは思っおいるけど、次の3幎で、もっずちゃんずパワヌを割いおアクセルを螏んで、個人の高井勇茝ずしお螏み出したその足を広げおいけるように、たず今幎はどの方向にハンドルを向けるのかを定められればいい。
これから行う結婚匏だっおある意味自分たちで䜜れるクリ゚むティブなプロゞェクトだし、敬愛すべき広告キャンプのメンバヌずもたた䞀緒にブギヌでロックな䌁みをしたい。倚分きっず、そういう䞭から自ずず芋えおくるものがあるんだず思う。

そしおその次の3幎は、 ただ予想が぀かないけど。
た、たた振り返った時に良かったなず思えるようになっおいればいい。

今幎もよろしくお願いしたす。

未知の領域に挑み続けるクリ゚むティブディレクタヌ高井 勇茝 ロフトワヌクディレクタヌ分解シリヌズ Vol.5 by Yuki Takai

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ロフトワヌクのディレクタヌを䞀人ひずり玹介するコヌナヌ、ディレクタヌ分解シリヌズ。

今回は入瀟しお間もなく倧プロゞェクトに抜擢され、党く未䜓隓の領域にも関わらず芋事やり遂げた高井が登堎。若手ながらバランスが良く安定感があり、呚囲からの信頌も厚い今埌の進化が楜しみなディレクタヌです。
聞き手PR石川

ヌ前職は䜕をされおいたしたか

むンタヌネット広告䌚瀟に新卒で入瀟し、アカりントプランナヌずしお、䞍動産や化粧品、健康食品、ゲヌムコンテンツ等、幅広い業皮のクラむアントを盞手に提案からディレクション、そしお運甚たで䞀連しお担圓しおいたした。スピヌド感あるベンチャヌ気質の䌚瀟で、プッシュ営業もやりたしたし、代理店、メディア、クラむアントず、様々なステヌクホルダヌに囲たれお仕事をしおたので鍛えられたしたね。
クラむアントずメディアの間に立っお調敎しながらプロモヌションプランを実斜しおいくのは、今のロフトワヌクでやっおいるディレクションに共通するものがあるず思っおいたす。

ヌどういう案件が埗意ですか今たでどのような案件に関わっおきたしたか

2012幎11月に入瀟したので、ロフトワヌクに来おちょうど1幎半むンタビュヌ時、Webサむトリニュヌアルやコンテンツ案件も担圓しおきたしたが、他にも新芏自瀟サヌビスの立ち䞊げずか、空間ディレクションや、新しいCMS導入など、ロフトワヌクのディレクタヌの䞭でもかなり幅広く関わっおいる方だず思いたす。結果的にただ誰もやったこずないような新しいタむプのプロゞェクトが倚いかもしれたせん。
ちなみに、ロフトワヌクに入瀟するたでWebのディレクションはほずんど経隓がありたせんでした。HTMLは知っおいるけど曞いたこずはない、Photoshopなどのデザむンツヌルは倚少觊ったこずがある皋床で、制䜜系の知識は充分ずは蚀えたせんでした。

ヌ柏の葉のオヌプンむノベヌションラボ「KOIL」が4月にオヌプンしたした。高井さんはこのプロゞェクトにずっず関わっおいたそうですね

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䞉井䞍動産のむノベヌションセンタヌ「KOILKashiwa-no-ha Open Innovation Lab.」プロゞェクトにおいお、ロフトワヌクはコンセプトの提案から空間デザむン、䌚員システム、Webサむトたで幅広くクリ゚むティブ党般をサポヌトしおきたした。

KOILは、電磁石の「コむル」をむメヌゞしおいお、「磁堎」ずなっおいろんな人が集たり、堎所や僕らが觊媒ずなっお、いろんな人が亀わっお刺激しあっお、むノベヌションが起こる゚ネルギヌが生たれる堎所にしたいずいう思いから名付けられおいたす。

僕は入瀟1ヶ月埌にこの倧きなプロゞェクトに携わるこずになったのですが、担圓したのは結果的に非垞に倚岐に枡っおいお、空間ディレクションから、䌚員管理システム構築、映像音響蚭備プランニング、プロトタむピング機噚プランニング、むンタヌネット環境プランニングから、気付けば最終的には運営蚈画の郚分含めお党䜓に関わっおいたした。

成瀬猪熊建築蚭蚈事務所が空間蚭蚈を担圓し、バッタネむションの岩沢兄匟ずも䞀緒に家具の蚭蚈をしたのですが、自分で空間のコンセプトを決めおぐいぐい掚し進めるずいうよりは、僕は運営偎からの必芁な芖点でのフィヌドバック、逆に建築珟堎からの意芋を運営偎にフィヌドバックしたり、党䜓を俯瞰しお、芁望をそれぞれのプロフェッショナルに䞊手に䌝えお間を぀なぎ、圌らに十分に力を発揮しおもらえるようにするこずを心がけたした。

むンタヌネット環境プランニングでは、どのWiFiルヌタヌをいく぀・どの構成で眮くか怜蚎したり、たた「KOIL FACTORY」に蚭眮する、レヌザヌカッタヌ、3Dプリンタヌ、3Dスキャナヌ、3Dモデラヌ、その他工具䞀匏ずいったデゞタルファブリケヌション機噚や、KOIL党䜓の映像・音響機噚のディレクションず調達も行いたした。
もちろん、僕はこれらの分野のプロフェッショナルでは党然なかったので、それぞれの専門家ずコラボレヌションしながら、手探りながらもプロゞェクトを進めおきたした。

たた䌚員管理システムの構築に関しおはメむンでディレクションずプロゞェクトマネゞメントを行っおいたす。 䌚員情報のDB、申し蟌み機胜から課金システム、予玄システムなどず連携が可胜なパッケヌゞを怜蚎し、Bplatsを導入しおいたす。斜蚭予玄システムに関しおはリザヌブリンクを採甚したした。

ヌ同じプロゞェクトでも本圓に倚岐に枡る案件に携わっおたんですね 。なんずいうか、党䜓俯瞰できお、フットワヌク軜くお、気が回る高井君だからこそ、圹割を果たせたんじゃないかず思えおきたした

はい、どこからどうボヌルが転がっおくるか分からないから、ずにかくレシヌブしたくった感じです。
倧小含め、タスク量はすごく倚かったですね。
プロゞェクトマネゞメントずもディレクションずも違う、䟋えお蚀うならサッカヌの「ボランチ」みたいなむメヌゞで、フットワヌク軜くセカンドボヌルを拟っお、適切な盞手に展開しおプロゞェクトがスタックしおしたわないように前進させるこずを意識したした。
䟋えばなかなか捕たらない代衚の諏蚪ず林を捕たえお意思決定の堎を敎えるずか。
ずにかく、来たボヌルをしっかり展開しお、圌ら蚭蚈する人間やコンセプトを決める人間のアシストをするこずに集䞭したした。

ヌ蚀い方は良くないですが、「最匷の雑甚係」だったんですね

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はい、たさにそんな感じです笑

ヌでもフォロヌ力ず凊理胜力が高くないず務たりたせんからね。スヌパヌマルチプレむダヌずいうこずにしおおきたしょう
 苊劎話ずかありたすか

この芏暡の「むノベヌションセンタヌ」を぀くったのは日本初で、誰も芋たこずのない正解を知らないものを創らなきゃいけない䞭、建築ずか空間ずかシステムずか、党郚ほが未経隓の䞭、初めおのこずだらけで党郚手探りの倧倉さは圓然ありたした。 担圓クリ゚むティブディレクタヌずしおこの倧きなプロゞェクトに関わっおいるずいうプレッシャヌは垞にありたした。
これだけの芏暡のプロゞェクトずなるず、ステヌクホルダヌも倚く、皆頭のなかに描いおいる画が埮劙に違うのは仕方がありたせん。
その䞭でひず぀ず぀合意圢成しおいくのも倧倉でした。でもだからこそ、盞察するのではなく、みんなで同じ目暙や課題を芋据えお進めるこずができたずいう面もあっお、クラむアントず同じ方向をみお進められたずころは良かったず思いたす。
あずは発泚が来なくお動けないずか そういった苊劎は、埀々にしおありたしたね笑。

ヌ話倉わっお、これから䌞ばしおいきたいスキルはなんですか

新しいサヌビスを぀くっおみたいず前からずっず思っおいたす。
KOILではプロゞェクトを描くずいうよりは掚進しおいくずいう圹割だった反面、今埌はもっずコンセプトメむキングなどができるようになりたいです。䟡倀ある「0→1」を描き「1→10」を着実に積めるのが本圓のクリ゚むティブディレクタヌだず考えおいお、リヌン・スタヌトアップやグロヌスハックのスキルもそのために芁るものだず思っおいたす。

なので、クリ゚むティブディレクタヌずいう肩曞きは重いですが誇りでもあるので、本圓の意味での「クリ゚むティブディレクタヌ」になるべくこれからも頑匵りたす

アヌト䜓隓を最倧化するアヌトフェアのUX蚭蚈 3331 Art Fair ‒Various Collectors' Prizes‒を終えお by Yuki Takai

プラむズセレクタヌのひずりずしお参加させおもらった3331 Art Fair –Various Collectors’Prizes–が無事閉幕したした。

「難解だ」ずもすれば「自分には分からない、関係ない」ず思われおしたいがちな珟代アヌトに察し、「アヌト界の内偎」のひずだけでなく、起業家やごく普通の若者ずしおの僕も含め、倚様なひずたちが個人的なプラむズを出すこずによっお、「アヌトを買う」ずいう行為を通じお埗られる䜓隓を身近に䌝える、ずいうチャレンゞングな詊みでしたが、最終的には動員・賌入点数ずしおも充分成功ず蚀っおいい結果になれたこずは玠盎にずおも良かったず思いたす。

环蚈入堎者玄2,000人関係者を陀く。
出展䜜家91組 出品点数300点以䞊。
売䞊点数122点。(edition,multiple䜜品含む。)

 

今回、「高井勇茝賞」ずしお賌入・プラむズずしたのは、黒川地宣さんの「刀断のしどころ」ずいう䜜品。

これは、もずもずは2013幎のG-Tokyoで初めお知ったもので、「䜕だこれは」ずいう圢状に目が止たり、タむトルずそれに蟌められたコンセプトを知っおから芋るず色々な解釈の可胜性、想起されるむメヌゞの広さが面癜いなずずっず気になっおいた䜜品。他にも面癜い䜜品はあったけど、今回こういう機䌚でたた出䌚ったこずに瞁も感じお、プラむズに遞びたした。

 

個人的にも玍埗のいく䜜品を賌入できたし、アヌトフェアずしおもずおも䟡倀のある䞀歩になったけど、コンセプトの倧元の郚分で少し関わらせおもらっお、たたコレクタヌプラむズのプラむズセレクタヌずしお実際に䜜品を賌入しお、改めお感じたこずもありたした。

 

「アヌトを買う人」の再定矩

「Various Collectors’Prizes」ず銘打たれた今回のアヌトフェア。もちろん「アヌトを買う人」ずいう意味では「コレクタヌ」ずいう呌称が最も䞀般的だし、分かりやすいのは間違いない。

でも、個人的には䜜品を収集するこずを目的にしおいるわけではないので、自分がコレクタヌなのかず考えるず、そうくくられるずちょっず気埌れするずいうか、違和感のようなものを感じたのも事実。

じゃあ、自分は「アヌトを買う」ずいう行為をどう捉えおいるかずいうず、なんずいうか、「アヌトが新しい䞖界の姿䞖界の芋方を暎こうずするその掻動に、俺も䞀枚かたせおほしい」みたいなむメヌゞなんですよね。蒐集家ではなく、賛同者、共犯者、共謀者、的な。

そういう新しい意味付けの名前を぀けお、アヌトを買うずいう行為をアップデヌト、再定矩できたら、「自分はコレクタヌアヌトを買う人じゃないしなヌ」ず思っおしたう人たちにも新しい受け入れ方をしおもらえるんじゃないか。

 

解説者氎先案内人の存圚

今回に限らず、こういう堎所にはもっず䜜品や䜜家に぀いお語れる人がたくさんいおいい。「アヌトは決しおただ難解なだけじゃない」ずは蚀っおいるものの、䜕床も曞いおはいるけど、やっぱり、自分䞀人で䜜品ず向き合っお、身銭を切っおたで買おうず思えるほどの䟡倀や面癜みを発芋するのはさすがになかなか難しい。

実際、今回賌入した䞊蚘の䜜品も、G-Tokyoでギャラリヌスタッフの方ずお話しおコンセプトを手ほどきしおもらっおいなかったらその面癜さには気付かなかったし、きっずただ倉わった芋た目ずタむトルの䜜品だな、くらいにしか匕っかからなかったず思う。

せっかくアヌトフェアずいう䞀床に色々な䜜品ず出䌚っお、実際にそれを手に入れる機䌚がある堎だからこそ、䜜品に぀いお語れる立堎の人の数をもっず増やしお、誰に話しかければ解説を聞けるのかも分かりやすくしお、䜜家やギャラリヌスタッフず察話しながら䟡倀を発芋するずいう䜓隓にフォヌカスした぀くりにできたらいい。特にせっかく3331っおいういい意味で敷居が䜎くお枩かみのある堎所なので、ART FAIR TOKYOずか他のアヌトフェア以䞊にそこを匷みにしおいけたらよりコンセプトの実珟に近づけるはず。

 

アヌトは「買えるもの」だけど、「買わなきゃいけないもの」じゃない

今回は初めおの詊みずいうこずもあり、事前にプラむズセレクタヌを集めたこずで、コンセプトの分かりやすい打ち出し方ずしおは良かったず思う。

でも、やっぱり最初から「プラむズセレクタヌ」ず「䞀般客」が分かれおしたうず、普通に来堎する人にずっおはいわゆる「コレクタヌ」ず同じように、「自分ずは別カテゎリの人たち」ずいう颚に芋えおしたっお、「アヌトを買う」ずいう行為を自分事ずしお捉えるには遠い気がする。

逆に、プラむズセレクタヌにずっおも、事前に「遞ばれお」したっおいるこずで、どうしおも「買わなきゃいけない、遞ばなきゃいけない」ずいうプレッシャヌを感じながら芋おしたうし、「買わなきゃいけない」で遞ぶず、どうしおも消去法的になっおしたっお、本来の䜜品ずの出䌚いや䟡倀芳のせめぎあいの楜しみはなかなか感じづらい。もちろん、賌入しなくおもプラむズは出せたし、プラむズを出さないずいう遞択肢もきちんず担保されおいたけど

やっぱり理想ずしおは、あくたでオヌプンに、買おうず思った人がその堎で自由にプラむズ授䞎を衚明できるずいい。そしお、買おうず思った理由、いいず思った理由を蚀葉にしおもらっお、なるべくリアルタむムにその䜜品の暪に掲瀺できるずいい。

それができるず、その掲瀺された「理由」自䜓が䜜品の䟡倀を䌝える「氎先案内人」の圹割を果たしお、他の人にずっおも自分では芋぀けられなかった面癜さや䟡倀を再発芋できる。そういう䜓隓が積み重なるこずで、磚かれお、感化されお、「自分も䜕か買っおみようかな」っお䞀歩螏み出すきっかけが぀くれるんじゃないか。


たずめるず、

  • 「コレクタヌ」ではなく「自分も参加できそう」ず感じられるラベリング・タむトルを芋お、なんずなく前向きでわくわくする気持ちになっお来堎しお、
  • 䜜家やギャラリヌのスタッフず話をしたり質問したりしお、今たでよく分からなかったアヌトの面癜さを発芋しお、
  • 他の䜜品を買った人の蚀葉を芋お背䞭を抌されお、思い切っお買っおみお、
  • そのずき感じた蚀葉ず自分の名前が、買った䜜品の隣に掲瀺されお、なんだか誇らしく嬉しくなる。

そんな颚に「アヌトの面癜さを発芋する」䜓隓、「アヌトを買う」䜓隓ができるアヌトフェアにこれから育っおいくずすごく玠敵だな、ず期埅をふくらたせおいたす。

改めお、アヌトに぀いお考える by Yuki Takai

 

2014幎3月、このアヌトフェアの季節にたたひず぀、3331 Arts Chiyodaで新しいアヌトフェア「3331 Art Fair ‒Various Collectors' Prizes‒」が始たりたす。

今回、island Japanの䌊藀悠さんずのご瞁で、このアヌトフェアの䌁画に携わるチャンスをいただきたした。ここ数幎間はずヌっずアヌトずアヌトを買うこずに぀いお色々ず考え、もがいおきたしたが、3幎前の「Welcome! Art Office」から始たったこのご瞁で、いよいよそのむシュヌど真ん䞭であるアヌトフェアずいう圢でアクションを仕掛けられるのが楜しみです。

それに際し、自分のアヌトずそれにた぀わる諞々に察するスタンスの再確認も兌ねお、勝手に「3331 Art Fair ‒Various Collectors' Prizes‒ 開催に寄せお」ずいう䜓で、ここ数幎間ブログやtwitterで綎り、収集しおきた蚀葉を棚卞ししお、改めおぎゅっず凝瞮・再構成しおみたいず思いたす。きっず俺的アヌト論のベストアルバム的な゚ントリになるはず。

※匕甚元はリンク先におご参照ください。

 

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アヌトずは䜕なのか。䜕が面癜いのか。

 

ここでいう「アヌト」ずは、すべおずりわけ「珟代アヌト」のこずを指す。

きっず倚くの人が挠然ず抱いおる「よく分からない」もの、ずいうむメヌゞはたぶん、実はある意味ずおも正しくお、ずおもアヌトの真理を突いおいるず思う。なぜかずいうず、アヌトずいうのは「新しいものの芋方の䜓隓」であり、今の瀟䌚に察しおの「問いかけ」だから。既存にない新しい䟡倀芳で、「答え」ではなく「問い」だから、すぐに分からないのはある意味圓然で、そこにこそアヌトの圹割がある。むしろ、この瀟䌚の䞭で「理解」ずいう理屈抜きに䜓感できる垌少なものだからこそ面癜い。

アヌトずいう、自分の考え方や䟡倀芳を拡匵させる「思考のツヌル」に觊れるこずで、新しい「䞖界の芋方」を獲埗するこずができる。端的に蚀えば、それがアヌトの「機胜」であり、面癜さ。そしおそれは、瀟䌚的な責任や拘束から自由な解釈可胜性を䞎えおくれるずいう意味で、未来の垌望でもある。アヌトのそういうパンクなずころがたたらなく奜きだ。

 

そしおもうひず぀、珟代アヌトの醍醐味は、たさしく「珟代」ずいうずころ。぀たり、「今」に生きるアヌティストが「今」の䞖界に察しお「今」衚珟しおいるものが珟代アヌト。それを圓事者ずしお楜しめるのは今しかない。

そしお圓たり前だけど、同時代に、同じ瀟䌚で䜕かを感じお、衚珟をしお、䜜品を販売しお、生きおいる人がいるずいうずころ。それだけで食えおいる人なんお、䞀握りどころかほんのひず぀たみもいないず思う。でも、そんなに厳しくおも、䜜らなくおはいられないほど衚珟するこずが奜きな人たちがいる。そんな生掻かけお打ち蟌んでる人の、奜きなこずに぀いおの話が面癜くないはずがない。それが聞けるのはずもに同じ時代を生きる「珟代」アヌトだから。珟代アヌトは今を生きる僕たちのものだ。

 

アヌトを「買う」こずの意味ず面癜さ。

 

こればかりは、「ずにかくたずはひず぀買っおみおくれ」ずしか蚀えない。買ったらそれがどんなに豊かな意味を持っおるか分かるはず。そしおそれは小難しい意味どうこうの前に、単玔に、アヌトを芳る以䞊に「面癜い」。

もちろん倀段によっお埗られる䜓隓や芋えるものはたた違っおくるず思うけど、この「面癜さ」の本質は倀段じゃない。たずえ少額でも、他のモノを買うのずは違う真剣さず高揚感がある。

それはきっず、「䟡倀芳のぶ぀かり合い」が起こるから。前述の通り、アヌトっお基本的に「分からない」もの。それに察しお、日々垞に向き合っおいる、「䟡倀」の代名詞みたいな「お金」で倀が぀けられおいる状況が、より䞀局「新しい䟡倀芳」ずの遭遇を埌抌ししおくれる。倀段ずいう垂堎䟡倀や䜜家やギャラリヌの評䟡を比范基準ずしお、自分がその䜜品のどこにどれだけ䟡倀を感じ、どう䜍眮付けるのかを感じる手がかりにできるから。そこで感じるギャップ、䟡倀芳の盞違こそが「新しいものの芋方」。

だから真剣になる。シャツを買うなら迷わず出せる1䞇円でも、盞手がアヌトずなった途端に「それだけの䟡倀があるのか」ず悩み、迷い、それでも惹かれお、「ええい」ず䞀倧決心をしお買う。そしお、「買う」っおこずは、ある䜜品ずいう䟡倀の䞍確定なものに察しお䟡倀を認め、評䟡を付けるずいう行為でもある。売る偎ずしおは倀段を぀けるだけならいくらの倀を぀けようが勝手だから、その䜜品の「䟡倀」は買われるこずで初めお認められ、「生たれる」。぀たり、新しい䟡倀を生み出すずいう意味では、アヌトを「買う」こずはアヌトを「䜜る」こずず同じくらい重芁なクリ゚むションだず蚀える。

 

もちろん、「買う」ずいう行為だけでなく、アヌト䜜品ずいう商品そのものにも他のモノにはない特性がある。それは、基本的には「この䞖にひず぀しかない」ずいうこず。

アヌトずいうメッセヌゞ性の高いものを、䞀倧決心をしお遞び手に入れたずいうこずは、「自分はこれの䟡倀を知っおいる」ずいう自己衚珟であり、それがたったひず぀しかないずいうこずは、その自己衚珟は最初にその䟡倀を発芋し、買ったその人だけに蚱された暩利だずいうこず。アヌトずは、ファッションよりも、音楜よりも、自分自身の個性や䟡倀芳を衚珟できる趣味嗜奜でもある。

 

そしお、珟代アヌトは買った埌も「育぀」楜しみがある。

アヌトは「問い」だから、時が経っおから向き合えば、最初にその䜜品の前で感じたのずはたた違うむメヌゞや感情、「答え」が浮かんでくるこずもある。そういう自分を写す「鏡」ずしおも育っおいくし、珟存するアヌティストだからこそ、自分が䟡倀を認めた䜜家ず䜜品が、この埌どういう道をたどっおいくのか、䞖間からどういう評䟡を受けおいくのか、そういう意味で育っおいくのを芋るのも楜しい。単玔に投機的な意味だけでなく、い぀かもしそのアヌティストが䞖界的な評䟡を埗たら、「ずっず前からすごいず思っおいた」ずいう目利き感も味わえるかもしれない。

このアヌティストが次にどんな䜜品を生み出すのか、それを䞀番楜しみにできるのは、䜜品を買った人。自分が払ったお金がアヌティストのご飯や絵の具になっお、次の䜜品になるずいう぀ながりが感じられるから。そこには、CDを買っお䞀祚投祚するよりもっず盎接的に、アヌティストの人生ず100幎生きるかもしれない䜜品に関わっおる手応えがある。

 

そう、い぀か数䞇円で買った䜜品も、自分の人生よりずっず未来たで残るかもしれない。それがもうひず぀、「䌝える」ずいうアヌトの面癜さ。

これはかなり䞊玚で高尚な楜しみかもしれないけど、コレクタヌの本質的な圹割でもある。ただ誰も芋぀けおいない䟡倀を発芋し、買うこずで䟡倀を定め、未来に届ける。それは䜜品の䟡倀が分かり、幞運にも買うこずができたコレクタヌの「ノブレス・オブリヌゞュ」。

もちろん党郚が党郚埌䞖たで残るわけではないし、「結局䟡倀を認めたのはアヌティスト本人ず買った自分だけでした」ずいうこずもざらにあるだろうけど、それでもアヌティストず䟡倀芳の真剣勝負を重ねお磚いた感性は倱われるこずはないし、きっず道楜ずしおはかなり割のいい趣味のひず぀なんじゃないだろうか。

䜕より、“100幎埌もどこかの家にかかっおいる䜜品が、今は自分の家にあるっお思ったら玠敵じゃない”

 

 

ここたで2,500字以䞊かけお綎っおきたけど、少しでも䜕かが䌝わったならぜひ実際に䜓隓しおみおほしい。初めおアヌトを買った時の「あぁ、買えちゃったなヌっおいう謎の感慚」ずか、「決断するのにもの凄く必芁だった勇気」ずか、その埌の「なんずも蚀えない達成感」ずか、「この䞖にひず぀しかない物を所有できる幞犏感」ずか、「䜜家の歎史を預かり倧切に保存しなければずいう緊匵感」ずか、「運呜論的な醒めた高揚感」ずか、「買った埌やけに饒舌に語りたくなる衝動」ずか。

その堎ずしお、アヌトフェアはすごくおすすめ。ギャラリヌよりずっず敷居が䜎いし、䞀床に幅広いアヌティストず䜜品を芋れる。䜕より、矎術展のようにただ「鑑賞するもの」ずしおだけでなく、「自分が買おうず思えば買えるもの」ずしお接するず、アヌトずの距離感が芋違えお近く感じるから。さらに、盎接アヌティストやギャラリストず察話するこずで、アヌトが「党然別䞖界の存圚が䜜ったよく分からないもの」ではなく、「同じ時代に生きるその人が同じ䞖界を別の芖点で衚珟したもの」だず感じられる瞬間がきっずあるから。その芖点や衚珟に、倀札以䞊の䟡倀を感じたら、察䟡を払っお手に入れればいい。それだけ。小難しいこずなんおない。アヌトず僕らの関係は、単玔で、察等で、自由だ。

 

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「3331 Art Fair ‒Various Collectors' Prizes‒ é–‹å‚¬ã«å¯„せお」ずしおはここたで。ここからは、それを広げおいくためのヒントを敎理しおみる。

 

「アヌトに觊れる堎所」はどうあるべきか

 

䞊に曞いた通り、「アヌトを買う」ずいうこずは「䟡倀芳のぶ぀かり合い」の末に「䜜品の䟡倀を認めお芏定する」ずいうこずだから、その前提ずしお、芳る者に察しお「ぶ぀かり合う土俵に䞊げおもらえるだけの䟡倀」は䌝えなければならない。パラドックス的だけど、スルヌされおしたっおはそもそもぶ぀かり合いは始たらない。みんながみんな、䞊で曞いたようなこずをかけらでも認識しお芳おくれるなら無甚の心配かもしれないけど、そうじゃないし、そういう人たちに「こちら偎」に来おもらうような仕掛けをしおいかないず、い぀たでもアヌトは狭い内茪だけのもので、その倖の人にずっおはただの「よく分からないもの」のたたで終わっおしたう。もっずそれを䌝える努力ず工倫はできる䜙地があるはず。

 

「䜕を」䌝えるのか。぀たるずころ、それはアヌト䜜品の「䟡倀」なんだけど、もう少し具䜓的に玐解くず、䞀番䌝えおほしいのは「アヌティスト本人の蚀葉」。ただ「なんずなく」ずかじゃなくお、ちゃんず本人の蚀葉で、自分の文脈で、意図を、思いを、䌝えおほしい。぀たなくおもいいから、自分の蚀葉で䌝えお、こっちに「その志、買った」っお思わせおほしい。それが䌝わる瞬間が䞀番ぐっずくるし、やっぱり䜜品がただあるだけじゃ分かんないから。

もうひず぀は、「珟代矎術のコンテクストの䞭での䜍眮付け」。今たでず矛盟するようにも聞こえるかもしれないけど、「アヌトは分からないからいい」ずいうのは、決しお「分からないたた片付けおいい」っお意味じゃない。「分からない」ものに察しお、自分がどう解釈するか、䜕を感じるか、どういう䟡倀を芋出すかが面癜いポむントなわけで、蚀っおみればアヌトは䜜品の背景や意図を探っお楜しむコンテクストゲヌムでもある。それを楜しむ䞀助ずしお、䜕の事前情報もないたた「感じろ」ずいうスタンスで芳るのず、参考たでにだずしおも、䜜家が本来意図した「解答䟋」や「楜しみ方」を頭に眮いおから芳るのずでは面癜さが党然違う。自分の「答え」ずアヌティスト本人の「答え」が違っおもいい。その違いが面癜い。

 

それらを「どう」䌝えるのか。アヌトフェアや個展の堎合は、アヌティスト本人やギャラリヌスタッフが圚廊しお盎接話しおくれるチャンスがある。繰り返すけど、それは本圓にアヌトフェアのいいずころ。でも、それらも含め、広く「アヌトに觊れる堎所」がこれからただただ工倫できるずころがきっずある。

䟋えば、キャプション。どういうタむトルが付けられおいるのか、それがい぀䜜られたのかずいう情報だけでも、䜜品の䟡倀ずコンテクストを探る手がかりになるし、ちゃんずあるのずないのずでは、䜜品に没入する心理的なハヌドルさえ倉わりうる。解説シヌトなどのハンドアりトもそう。その䜜品のどこにどう着目すべきかのガむドずなり、䜜家や䜜品ずラむトコレクタヌになりうる䞀般消費者を぀なげる存圚ブリッゞメディアの拡充ず蚭蚈が、アヌトの面癜さを䌝え、その次ぞ行く背䞭を抌す䞊でずおも重芁だず思う。

 

そしお、アヌティストの蚀葉を䌝えるのず同時に、それず同じくらい、芳る人の蚀葉ももっず䌝えおほしい。「自分の蚀葉にする」こずは、「自分の評䟡を䞋す」こずだから。それがもっず普通になっおいけば、その評䟡の先に、アヌトを買ったり、「鑑賞」だけでないアクションがもっず広がるはず。やっぱりアヌティスト偎の蚀葉だけじゃだめで、それだけだずきっず芋る人はそれを唯䞀の「正解」だず受け止めお、そこで止たっおしたう。そうじゃなくお、「でも自分はこう思った」ずか、「たた別の人はこう解釈しおいる」みたいな、そういう蚀葉評䟡が自由に飛び亀う状況こそが、「色々な䟡倀芳があっおよくお、その倚様性こそが新しい可胜性ぞ぀ながる垌望なんだ」ずいうアヌトの本質を䜓珟しおいるず思うし、アヌトが機胜しおいるっおいうこずになるんだず思う。そういう開かれた「批評空間」を䜜っおいくこずも、ギャラリヌや矎術通、アヌトフェアやむベントなど、「アヌトに觊れる堎所」がこれからしおいかなければならないこずのひず぀。

ただ䜜品を「芳せおあげる」堎所ずしおだけじゃなくお、そこに来るこずで、觊れるこずで、「感性を鋭敏にさせる媒䜓、プラットフォヌムずしおの機胜」を目指す方向のコンパスずしお、詊行錯誀をしおいこうず思う。

 

䌁みの走り曞き

 

この「アヌティストず䜜品を䌝えるブリッゞメディア」ず、「芋る人がその解釈を蚀葉にできる空間・仕掛け」こそ、むンタヌネットずタブレットなどのスマヌトデバむスが絡むず面癜いこずになるはず。以前ステルスでコンセプトのテストをしたZulogはたさにそうで、実際に埗られたフィヌドバックも思ったよりずっずポゞティブなものが倚かった。

このずきは、矎術通を想定しおいたから、䜜品の画像や情報を取り扱う暩利問題をクリアするのが倧きなハヌドルずしお残ったたただったけど、アヌトフェアを舞台にしお、買われる前の䜜品を察象にするなら、出展ギャラリヌずアヌティストの協力さえ仰げれば実珟できる可胜性があるんじゃないか今回はどこたでそういう芁玠を仕蟌めるか分からないけど、その可胜性はぜひ探っおみたい。

 

もうひず぀、い぀かやっおみたいこずは、アヌトフェアを舞台に、みんなの「アヌトを買う」ずいう行為を䞻圹にしお、それ自䜓をひず぀のアヌト䜜品にしおしたうこず。

䞊にも曞いた通り、「アヌトを買う」っおこずは、それ自䜓新しく䟡倀を぀くる創䜜掻動だから、いろんな人のその瞬間を捉えお、圢にしお、参加者みんなでひず぀の䜜品を぀くりたい。それがポヌトレヌトなのかムヌビヌなのかは分からないけど、きっず、きらきらした真剣さずか高揚感ずか達成感ずか緊匵感ずか幞犏感ずかが結晶になったものになるはず。

 

アヌティストず同じくらい、アヌトを買う人も䞻圹になれる。それを目指す第䞀歩ずしお、誰か偉い人から䞀方的に䞎えられる暩嚁的な「賞」ではなくお、普通の色々な人たちが、自分の芖点で、それぞれに芋぀けた䟡倀を喜び、それを生み出したアヌティストに「ありがずう」を䌝えるような、身近で軜やかな新しい「賞」の圢を぀くりたい。その方が、察等で、倚様で、パンクで、ずっずアヌトらしくおいいず思う。

だから、今回のアヌトフェアのテヌマは、「Various Collectors’ Prizes」。䜕十人もの人がそれぞれの䟡倀を芋぀けられたらきっず䜕か倉わる。 

その䞭でも、もっず20代ずか若い人たちにもプラむズセレクタヌずしおアヌトを買うこずに目を向けるようになっおほしい。珟代アヌトは今を生きる「僕たちのアヌト」だから。初めおの今幎は、その思いを背負っお、僕も最初のプラむズセレクタヌのひずりずしお参加したす。

同䞖代の普通の人がアヌトを買っお、奜きな理由・買った理由を自分の蚀葉で熱く語るのを聞いお、い぀かその人が「買う。私も私の䟡倀を芋぀ける」ずこちら偎ぞ䞀歩螏み出しおくれる呌び氎になれたらいい。

 

もし少しでも共感しおくれる人がいれば、ぜひ頭アむデアでも声拡散でも足来堎でもいいから力を貞しおくれるず嬉しいです。きっず面癜いこずが起こせるから。ご連絡お埅ちしおたす。

あなたのリヌンスタヌトアップがうたくいかない4぀の理由ず芚えおおくべき3぀の心埗 by Yuki Takai

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「リヌン」っお具䜓的にどうやるの

耳にするこずも倚くなり、すっかり定着した感もある「リヌンスタヌトアップ」ずいう蚀葉。関連蚘事を読んだり話を聞いたりすれば「おっしゃるずおり」ず玍埗するけれど、いざ自分でやっおみようず思うず、䜕から始めおどうすれば「リヌン」になるのかよく分からない。そこで、リヌンスタヌトアップの手法のひず぀、『Validation Boardバリデヌションボヌド』を䜿っお実際にやっおみたした。

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たさに、癟聞癟芋は䞀隓にしかず。実際にやっおみお分かった぀たずきやすいポむントや、埗られた教蚓を、気を぀けたいポむント4぀ず、芚えおおくべき3぀の心埗にたずめおみたした。

ポむントその1 実隓仮説の立お方

「バリデヌションボヌド」ずは、仮説→実隓→怜蚌のフィヌドバックサむクルを繰り返しながら補品の粟床を高めおいく手法です。最初のステップである実隓仮説Assumptionを適切に立おるずころで早速難しいず感じるかもしれたせん。ずいうのも、「こういうこずを課題に感じたこずありたせんか」ず課題仮説をそのたた投げかけおしたったら、「蚀われおみればそういうこずもたああるかな 」ず、幻のニヌズに誘導しおしたうこずになるからです。

それでは「本圓に解決すべきニヌズなのか」を怜蚌できたせん。課題仮説そのたたを実隓仮説にするのではなく、「こういう䜓隓があるなら、課題仮説が正しいず蚀える」ずいうこずを実隓仮説にするこずが倧切です。

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ポむントその2 ナヌザむンタビュヌの実践

タヌゲットずその課題が本圓に存圚するのか、それを怜蚌する方法のひず぀がナヌザむンタビュヌです。無意識に答えを誘導しおしたわないよう、そしおしっかりナヌザの声を匕き出すために、ちょっずしたむンタビュヌスキルが必芁になりたす。
たずは、軞ずなる質問を聞きもらさないためにも、むンタビュヌシヌトを持参するこず。次に、むンタビュヌが終わったらすぐに振り返っおチヌムで共有できるように、気になったキヌワヌドやコメントなどは随時メモしながら進めるこずです。
たた、あらかじめ甚意しおいた質問項目以倖から、いかにナヌザの本音や新しい気付きが埗られるかも、ずおも重芁なポむントです。思いもよらない蚀葉から真の課題が芋぀かるこずも倚いので、なるべく䞀問䞀答のぶ぀切りのやりずりにならないように、察話圢匏でキャッチボヌルしながら、興味深い話をどんどん掘り䞋げおいきたす。
そしお、1人のむンタビュヌが終わるごずに、郜床むンタビュヌのメモをチヌムで共有しお、「ここが気になる」ずか「ここはこういう聞き方をした方が匕き出せそう」ずか、小さなこずでもフィヌドバックしお改善しおいくず、わずかな人数にむンタビュヌする間でもどんどんいいむンタビュヌができるようになっおいきたす。バッチサむズを小さくしお、フィヌドバックサむクルを早く回すこずがリヌンスタヌトアップの肝です。

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むンタビュヌ結果の䜕をもっおしお「怜蚌」するかは、「盎感」でOKです。もちろん、刀断基準ずしおのKPIを定めおおくのも倧切ですが、それはあくたで刀断材料のひず぀。

ナヌザむンタビュヌでは定量的な調査は難しいので、「アリ」か「ナシ」かの刀断さえ぀けば良いのです。ある皋床刀断ができたなら、だらだらむンタビュヌを続けるより、さっさず次のステップに移りたしょう。「そんなこず蚀っおもそんな簡単に刀断できるもの」ず思うかもしれないけど、意倖に倧䞈倫です。実際にナヌザに察峙しお盎接声を聞くこずは、想像しおいる以䞊に雄匁に物事を語りたす。

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ポむントその3 MVPの䜜り方

MVPずは、「Minimum Viable Product」の略で、「怜蚌に必芁な最䜎限の機胜を持った補品」ずいう意味です。぀たり、「完璧な䌁画曞を䜜りこむより、ずりあえずでもモノずいう圢にしおみよう」ずいうこず。モノを䜜り始めるずどうしおも「いいモノ」にしたくなっおしたう気持ちは分かりたすが、倧切なのは、「1機胜・1プロトタむプ・1怜蚌」に絞り蟌むこず。欲匵らずに、重芁な仮説から䞀぀ず぀着実に怜蚌しおいくのがポむントです。
MVPの䟋ずしおは、Webサヌビスずしお䜜る前に、単機胜のサヌビスを手動アナログで提䟛しおみおナヌザのニヌズを確かめるやり方コンシェルゞュ型もあれば、端的にサヌビスの特長ずビゞュアルをたずめおティザヌサむトを䜜り、そこぞの反応で怜蚌するやり方もありたす。他にも、䞖界芳を衚したムヌビヌや、プレスリリヌス、今ならクラりドファンディングのプロゞェクトを立ち䞊げるのもMVPになり埗るかもしれたせん。
リヌンスタヌトアップの基本は、「ナヌザから孊びを埗お修正する」ずいうサむクルです。ブラッシュアップするためには、䞀床察象から離れお客芳芖するこずが必芁なので、そのためにも、プロトタむプずいう圢でアりトプットを䞀床出しお客芳芖するこずがずおも倧切なプロセスなのです。

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ポむントその4 怜蚌実隓の蚭蚈

MVPMinimum Viable Productずいう圢ができるず、「さあ、あずはこれを䞖の䞭に投げお問うだけだ」ず急ぎたくなる気持ちもやたやたですが、ここでいったんその問い方を考えたしょう。

倧切なのは、ちゃんず「孊びを埗られる構造が蚭蚈されおいる」かどうかです。十分な数のデヌタが集められるのか、集たるデヌタは怜蚌したいこずに合臎しおいるか、次のアクションに移るトリガヌは䜕なのか 。MVPがランディングペヌゞやティザヌサむトであれば、サむトのアクセス解析から色々なデヌタを取埗するこずができたすが、「デヌタは取ったものの、結局この結果っお良いの悪いの」ずならないように、あらかじめ怜蚌方法を考えおおかなくおはいけたせん。

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適切な比范材料や基準ずなるKPIがなく、刀断の぀かないような定量デヌタを取るくらいなら、ナヌザの声などの定性デヌタから孊びや良し悪しの盎感を埗られるようにした方がいいこずもありたす。

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そしお、怜蚌できたら早く次のサむクルに移れるように、その埌のアクションぞのフロヌたでセットで考えおおくこずも忘れずに。

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「リヌンスタヌトアップ」は「急がば回れメ゜ッド」

やっおみお思ったのは、リヌンスタヌトアップずは「成功」にゞャンプできる魔法のショヌトカットではないずいうこずです。最初に僕が挠然ず思い描いおいたのは、「ずにかくさっさず䜜っお、駄目ならさっさずピボットすればいいんでしょ」ずいうむメヌゞでした。䞀芋近いようにも思えたすが、でも正しくは「倖せないポむントをちゃんず仮説を立おお考えお、それを怜蚌できるMVPをさっさず䜜り、駄目なポむントがはっきりしたなら、その孊びをもずにさっさずピボットする」ずいうこず。このサむクルを早く回すために、バッチサむズは最小限たで小さくするのです。たどろっこしいからず欲匵っお䞀床に耇数のこずを怜蚌しようずしたり、ずりあえず補品を䜜っおしたおうずするず倱敗しがちです。「魔法のショヌトカット」ずいうより、むしろ、愚盎に確かめながら進めるずいう圓たり前のこずを䞀歩ず぀、それをものすごいスピヌドでやるから早く成功できる、ずいうこずなのです。自分の思い぀きを過信せずに、確実な䞀歩を早く積み重ねるずいうド正攻法を貫くこず、それがリヌンスタヌトアップの本質なのではないでしょうか。
今回の取り組みは実質15回、週䞀回のペヌスで3ヶ月間やっおみたした。ぎゅっず集䞭しお取り組めば、2週間もかけずにここたでのこずは充分できたす。実際には技術的・暩利的なハヌドルをいく぀も超える必芁がありたすが、少なくずもスタヌトアップを進めるずきにはどうすればいいのかが具䜓的にむメヌゞできたこずはずおも倧な成果でした。

リヌンスタヌトアップ「3぀の心埗」

これらの䜓隓をもずに、リヌンスタヌトアップを実践するにあたっお倧切な゚ッセンスを凝瞮しお「3぀の心埗」にたずめおみたした。

1自分の感芚を疑い、ナヌザの心の声に埓え
2吊定を恐れず、修正回数を誇れ
3サヌビスにこだわらず、ビゞョンにこだわれ

リヌンスタヌトアップは、「早く成功するために、早く倱敗しお、早く孊びを埗る」考え方。早くたくさん倱敗しお、たくさん孊びを埗たほうが良い、ずいうこずです。぀たり、アりトプットの質は「䜕回修正できたか」が芏定するずも考えられたす。逆に蚀えば、最初のアむデアは「倱敗する前提」。けれども、実珟させようず思ったずいうこずは、最初のアむデアにそれなりに「いける」ずいう手応えを感じおいるはずです。その思い入れが匷ければ匷いほど、無意識のうちに吊定される恐れのある怜蚌を避け、「幻のニヌズ」を誘導しお自分のアむデアに「幻の裏打ち」を䞎えおしたっおいるかもしれたせん。誰だっお自分の玠晎らしいアむデアを吊定されるのは怖いず思いたす。でも、だからこそ、たずは自分自身がドラむに「このアむデアは自分だけの思い蟌みじゃないか」ず疑い、思い蟌みに隠された本圓のニヌズを暎こうずする䜜業が倧切なのです。
その結果導き出された゜リュヌションやビゞネスモデルに「これは自分が䜜りたいものじゃない」ず感じおしたったら、それはきっず残念ながら「䜜りたいものを䜜りたいだけ」だったのかもしれたせん。゜リュヌションの圢は最初に思い描いたものず違っおも、それが解決したい課題、぀たり自分のビゞョンに合っおいるものであったら、きっず最初のアむデアず同じように情熱を傟けられるはずです。
「リヌンスタヌトアップ」ずは、それに則れば成功が玄束されたマニュアルではなくお、文化やマむンドに近いものなんだず思いたす。逆に蚀えば、この「心埗」さえ忘れずにいれば、きっず、たずえ倚少進め方が違っおたずしおも、ちゃんず「リヌンスタヌトアップ」ができるはずです。

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※今回の実践の党スラむドはこちらからご芧いただけたす。

未来には運呜なんおないず思え 過去は正しく定めず思え by Yuki Takai

挚拶もさせおいただいたので重耇する郚分もあるず思いたすが、節目なので改めお曞き残しおおきたいず思いたす。

2012幎10月31日をもっお、むンタヌンアルバむトから4幎間過ごした株匏䌚瀟セプテヌニ・クロスゲヌトを退職したした。
二晩明けお、最埌にいただいた色玙の3面にわたる寄せ曞きを読んで、ちゃんず芋おいおくれたんだなヌ、ずしみじみ感謝を噛み締めおいたす。

本圓に、いや本圓に笑、倧倉なこずも぀らいこずもたくさんあったけど、ここたで頑匵っおこれたのは間違いなく、同期をはじめ、真面目で泥臭くお負けず嫌いでどこたでも䞀生懞呜な、愛すべき仲間がいたからです。呚りの仲間の頑匵りを裏切れないな、みんなの頑匵りが報われおほしいな、ず思える環境に新卒で入れたのは本圓に幞せなこずだったなず思いたす。

现切れに分業化された仕事のパヌツだけでなく、提案からディレクション、運甚、玍品たで党工皋に関わっお、アカりントプランナヌずいう職皮名以䞊に広範な経隓ができたこず。そしお、Webプロモヌションずいう時流の早い䞭で、運良くフラッシュマヌケティングや゜ヌシャルゲヌムずいった、その時々で「旬」なクラむアントを担圓させおもらいながら来れたこず。幎次や実力以䞊に倧きなクラむアントを受け持たせおもらえたこず。
ただただ小さな組織だったから、いずれももしかしたら「やらざるを埗なかった」ずいう方が正しいかもしれないけど笑、それでどれだけ貎重な経隓をさせおもらっお、成長させおもらえたこずか。本圓にありがずうございたした。

ずっず、たずえどんなこずがあろうず、少なくずも「逃げたな、自分に負けたな」ず思っお去りたくはないずだけは思っおいたした。䜕か具䜓的な圢ずしお成し遂げられたものがあるわけではないですが、少なくずもそういう埌ろめたさを芚えなくおすむ皋床には、自分の意地を貫き通しお䞀生懞呜やりきれたかなず思いたす。
今回、自分から退職を申し出おおきながら、正盎、匕き止めおいただけたのもすごくありがたかったし、申し蚳ない気持ちもありたした。でもそれ以䞊に、最埌には新しい環境でチャレンゞするこずを快く応揎しおもらえたこず、本圓に感謝しおいたす。

「未来には運呜なんおないず思え 過去は正しく定めず思え」。

未来はこれからいくらでもいい方向に倉えおいけるし、今たで過ごしたすべおがあっおこそ今の自分がいる。その昚日たでの過去が正しかったず蚌明できるような、そしお「あい぀は新しい道を遞んでよかったんだ」ず思っおもらえるような掻躍を芋せるのが、お䞖話になったみなさんぞの䜕よりの恩返しだず思っおいたす。芋おおください。

 

これからは、ラむフワヌクずしお掲げおいる「あらゆるクリ゚むションに察しおきちんず評䟡ず察䟡が巡る仕組みを぀くる」ずいう思いを圢にすべく動き出すきっかけになったむベントや、プロゞェクトデザむン講座で関わらせおもらった、そしお今これを曞いおいる堎所でもある株匏䌚瀟ロフトワヌクに、瞁あっおゞョむンさせおいただくこずになりたした。

どうやっお前述のラむフワヌクを実珟させるか、ず考えた時に、思いの匷さで負けるこずはないけれど、圢ずしお実珟させる力が足りないず痛感しおいたした。実際の制䜜の珟堎で、喉から手が出るほど欲しい぀くり䞊げるずいうスキルず経隓を積めるし、䜕より「クリ゚むティブを流通させるこず」をミッションに掲げおクリ゚むタヌに掻躍の堎を創り出しおいるロフトワヌクのベクトルは、そのたた自分のベクトルず䞀臎しおいる。これ以䞊ない環境だず思いたす。
もちろん、勉匷しに行くわけではないので、 ã‚‚っずもっずロフトワヌクを面癜くできるように、新しい颚ずしおこれからのロフトワヌクを䞀緒に぀くっおいけるように、粟䞀杯頑匵りたす。

 

今たで積み重ねおきたものには自信を持っお、これからの経隓には玠盎に。

どうもありがずうございたしたそしおよろしくお願いしたす

Tokyo “ART FAIR” weekend -「芳る」から「買う」を぀なぐものは- by Yuki Takai

前回の曎新から早半幎も経っおしたった 。

さお、先週末はG-tokyo 2012ずTOKYO FRONTLINE 2012ずいうふた぀のアヌトフェアぞ行っおみたした。どちらも初参加。

 

G-tokyo 2012

森アヌツセンタヌギャラリヌで行われるG-tokyo 2012は、今幎で3回目を迎えるプレミアムアヌトフェア。

玹介にもある通り、ギャラリヌ数・䜜品点数こそ倚くないものの、芋知った䜜家や䜜品も倚かったし、ただの芋本垂ではなく䞊質な鑑賞䜓隓ができるよう挔出された空間もさすが。

特にミヅマアヌトギャラリヌの棚田康叞さんの展瀺は、たさに、䞀本朚造りの圫刻䜜品を「魅せる」空間。『颚の少幎』の衚情ずか、絹糞ずラむトの颚船が芳る者のストヌリヌをかき立おる。

『ナミカれ』アヌティスト棚田康叞

『ナミカれ』アヌティスト棚田康叞

hiromiyoshiiの『颚鈎ず車茪』泉倪郎さんも良かった。ペむンティングに映像を重ねた䜜品なんだけど、ペむンティングはその映像の䞭の䜜業の結果生たれたもので、でも重ねお投圱される映像は今たさに色を乗せおいくずころで、目の前にある䜜品ず、その制䜜過皋の時間軞がルヌプしお、感芚をひっくり返される。奜みの䜜品。75䞇円。

そういう、完党に「芳る」モヌドで楜しんだものがあった䞀方で、アヌトフェアならではの「買う」モヌドの楜しみずいうのも確かにあった。ざっず目を走らせお、自分奜みのテむストかどうかで絞り蟌んで、郚屋に食るずしたらどうかを想像しお。「買える」ずいう前提で芳るのは、やっぱり普段の鑑賞ずはちょっず違う感芚。

特に、GALLERY SIDE 2で芳た、月に手を䌞ばしおいる写真で、月ず手の間のプリントを折り曲げるこずによっお、空間に奥行きず枇望感を䞎えおいた枡蟺泰子さんの『moon [grasp] space』ずか、トタンに描かれた、満月にショベルカヌが䜇む姿がポップか぀寂しげな、占郚史人さんの『At the full moon』なんかは、珟実的に食るレベルで欲しかった。でも、比范的ミニマルなこれらでも、それぞれ12䞇円ず22䞇円。ちょっずそれでも手が出ない。

ホヌルでのα Exhibitionでは、比范的安䟡な若手䜜家のスモヌルピヌスが揃っおお、実際に䜜品を買うこずの楜しさ・䜜品を所有する喜びを感じおもらう機䌚を創造しようずいう意思が感じられお良かったし、ぜひそういうのはアヌトを手に取る裟野を広げるためにもっずやっおほしいず思う。アヌトフェアじゃないけど、DMO ARTSの『My First ART』のカゞュアルさずかもすごくいい。

でもそれだけじゃ、い぀たで経っおもラむトなコレクタヌはごくごく小品しか買えないし、「アヌトの裟野を広げる買いやすい䜜品」っおいうこずだけになっおしたう。それっおアヌティストが本来描きたいものやサむズだずは限らないし、突き詰めたらちょっず気の利いた雑貚ず倉わらなくなっおしたう。ただのアヌトファンからアヌトコレクタヌ・アヌトオヌナヌぞ匕き䞊げるためには、ひず぀パラダむムシフトが必芁だず改めお思った。

 

TOKYO FRONTLINE 2012

TOKYO FRONTLINEは、埌藀繁雄さんがオヌガナむザヌを぀ずめる、今幎で2幎目のアヌトフェア。3331ARTSChiyodaにお。

名和晃平さんのプロデュヌスする SANDWICH Projectや、ダノベケンゞさんなどの錚々たる面子に加え、将来性のある日本やアゞアの若手アヌティストも倚く揃えた野心的な垃陣。

個人的に気になった䜜品をいく぀か。

こちらの窪田矎暹さんの䜜品、かなり近づいおみるたで分からなかったが、なんず、人の身䜓に圫られた刺青を撮圱した写真のプリントを材料に䜜られたもの。人䜓に刻み蟌たれた平面の菩薩が立䜓的に起こされるず、これはこれで劙な神々しさがある。21䞇円。

暹脂の䞭に爆発を閉じ蟌めたのは、loftwork Ã— isand JAPANの『Welcome! Art Office』でもお話させおいただいた朚村泰平さんの䜜品。爆発が䜜り出す有機的な圢は、顔料の鮮やかさず盞たっお、生物や噚官にも䌌たグロテスクさず神秘を思わせる。各9䞇円。実はこれはTOKYO FRONTLINEぞの出品ではなかったけど

台湟のアヌティスト、䞁建䞭DIN Chin-Chungさんの『空屋』は、暗闇のなか宙に浮かぶ光源を、写真で撮圱しお぀なげるこずで、倧きな光の茪を浮かびあがらせる映像䜜品。これも盎感的で文句なしにカッコ良かった。

元䞭孊校である3331ARTSChiyodaの空気感も盞たっお、雰囲気はG-tokyo 2012ずはいい意味で察照的。こっちの方がお祭り的だったかな。

 

「芳る」から「買う」を぀なぐものは

今回も、欲しいず思った䜜品は倚々あったものの、やっぱり買えなかった。買わなかった。

理由のひず぀は先述の通り、「䟡栌」。これは、単玔に可凊分所埗ずの兌ね合いのはなしだけど、やっぱり高い。10䞇円、20䞇円をぜんずは出せない。

そしおもうひず぀は、「䟡倀」。今回、初めおアヌトフェアに参加しおみお、普段の展芧䌚での「芳る」モヌドず「買う」モヌドの違いは䜕か、「芳る」モヌドから「買う」モヌドぞのスむッチがどこにあるのか、を意識しながら巡った。

圓たり前に聞こえるかも知れないけど、買うこずを決めるスむッチは、端的に蚀えば、「自分にずっお金額ず同等以䞊の䟡倀があるず思えるかどうか」だず思う。じゃあ、どうしたらその「䟡倀」を実感するこずができるか

TOKYO FRONTLINEの垰り道にTwitterで目にした、䞖界有数のアヌトアドバむザヌ、アラン・シュワルツマンのむンタビュヌに぀いおのテキストが興味深い。

 â€œæ‘䞊隆の堎合でさえ、その名前、䜜品を知っおいるずころから䜕かが圌の䞭でクリックしお、盎感的に理解するたでに色々な段階偶然いく぀かの䜜品を芋る、それをよく知っおいる人に説明しおもらう、そしおたたいく぀も䜜品を目にする、ある所でクリックするを経おいるこずがわかる。このクリックするずいうのは難しいが、自分なりに蚀葉にするず、それたで受容しおきたたくさんのその䜜品、䜜家に察するテキスト、ビゞュアルの情報などが自分の脳の䞭で無意識的にいく぀もの結節点を぀くっおいき、それがある䞀定の数に達したずきに 䜕か発芋したような気になるずいう感芚かなず思う。”

これだけアヌトに通じた人が、これだけ䞖界䞭で評䟡されおいる村䞊隆の䜜品を前にしたずきでさえ、そのスむッチをクリック、぀たりそのアヌティストや䜜品の「面癜味」を理解する瞬間はそう簡単には蚪れない。

アヌティストの意図ず、珟代矎術のコンテクストの䞭での䜍眮が分からないず、面癜味も䌝わらないし、評䟡もできない。評䟡ができなければ、䟡倀があるかどうかは刀断できない。今回ふた぀のアヌトフェアぞ行っおみお、䟡栌もさるこずながら感じたハヌドルはそこ。぀たり、身も蓋もない蚀い方をすれば、「分からないものに金は払えない」ずいうこず。アラン・シュワルツマンにずっおのティム・ブラム的な機胜の持ち方に぀いおは、もう少し工倫の䜙地はあるはず。

䞀方で、どちらのアヌトフェアも倧盛況だったこずが蚌明するように、「芳る」だけでなく「買う」こずに興味がある人もたくさんいる。絶察に。

ただ、もしその人たちが「買う」ぞの䞀歩を螏み出しおくれたずしおも、このたただず、ごく䞀郚の粟通したコアなコレクタヌ以倖は、銬の芋た目だけで銬刞を買うようなアヌトの買い方しかできない。ただ競銬に参加するこずだけを楜しむならいいけど、これから䌞びそう、ずか矎術史的に意味がある、っお分かっお買う方が断然深い悊びがあるはず。投機的な買い方は個人的には奜きじゃないからギャンブルに䟋えるのは抵抗あるけど

䟋えば、この花の写真。実は、その堎では䞀瞥しお通り過ぎおしたったものだが、写真を50枚も60枚も重ねた故の色合いだず知っおから芋れば、その意図が色合いに意味を䞎えお、党く別のものずしお胞に映る。

これは単玔な䟋だけど、アヌトマヌケットの成立のためには、そういうレベルから、䜜家や䜜品ずラむトコレクタヌになりうる䞀般消費者を぀なげる存圚ブリッゞメディアが絶察に必芁だず思う。

もちろんその堎のギャラリヌスタッフに聞けば䞁寧に説明しおくれるけど、きっず、そのブリッゞメディアになるような人は倚分ギャラリヌ偎の人じゃない方がいい。立堎䞊、どうしおもギャラリヌは内偎䜜家偎を向きがちだし、倖から芋たらやっぱり遠い存圚。

理想は、䜜家にも買う偎にもどちらにも寄り過ぎず、か぀スマヌトな情報量で䟡倀刀断ぞの瀺唆を䞎えられるもの。その点、雑誌BRUTUSの元副線集長である鈎朚芳雄さんが手がけた「コビケンは生きおいる」展の解説シヌトは玠晎らしかった。

䟋えば、この䌚田誠の『無題通称䞋手』に付けられた解説はこのような感じ。

“これは完党にコンセプチュアル・アヌト。䞭囜の山氎氎墚画様匏を取りながら、お笑いを狙った「脱力系」䜜品。意倖かもしれないが、䌚田は自分では決しお絵がうたいず思っおいないようで、海倖に行くなら䞭囜の奥地に氎墚画を習いに行きたいず蚀っおいたこずもある。「情けない」自分の衚明である。䞀方で、宀町時代の氎墚画にも芋られるように、「そこはかずない情けなさ」䞋手は、日本矎術の矎埳でもある。䞋手なものに味を芋出すずいう趣味は、日本に叀くからあるものなのだ。い぀も完璧な䜜品ばかり目指すのではなく、たたにこうした「肩すかし」的な、確信犯的な駄䜜がある点が䌚田ずいう䜜家の魅力でもあり、党䜓のクオリティを䞊げおいるずいえる。”

「駄䜜」ず蚀いながら、その枕詞に「確信犯的な」ずいう蚀葉が぀いおいるように、初芋でこの䜜品を芋ただけではたず分からないような、䌚田誠ずいう䜜家のバむオグラフィの䞭でこの䜜品が果たす圹割がすっず入っおくる。のみならず、その「そこはかずない情けなさ」の味わいが䌚田誠の䞭で閉じるものではなく、日本矎術史の䞭で䜍眮付けられるものだずいうこずたでもが、わずか300字匷のテキストに収たっおいる。

䜜品ず同じくらい、その呚蟺で䜜品ず芳る者を぀なぐ存圚ブリッゞメディアの重芁性を感じた経隓だった。

たずめるず、

  • アヌトを買うハヌドルは、「䟡栌」ず「䟡倀」。
  • 買うスむッチは、「お金を払う䟡倀を感じられるかどうか」。
  •  ãã—お、その「䟡倀」を理解するためには、アヌトずの間を取り持぀存圚ブリッゞメディアが必芁。

「䟡栌」のハヌドルに぀いおは、払いたい金額分だけの所有暩を賌入するこずで超えられる。

むンタビュヌ、ギャラリヌトヌク、キャプションなどの゜フト・コンテンツ次第で、「䟡倀」のハヌドルに぀いおも超えられる。

前回ずも぀ながっおきた。この構想サヌビスがアヌトずラむトファンを぀なぐブリッゞメディアずしお機胜しお、クリ゚むションず察䟡を䌎う評䟡が巡るプラットフォヌムになればいい。可胜性も意味も、充分にあるず思う。

アヌトシェアの可胜性 ‐ 『それでもボクは買っおない』 by Yuki Takai

先日、loftwork Ã— isand JAPANの「Welcome! Art Office」に行っおきたした。
loftworkのむベントスペヌス兌オフィスで若手䜜家の䜜品を展瀺・販売するむベント。

以前「『アヌトを買う』ずいうこず」ずいう゚ントリでも曞いたけど、若手䜜家やむンディヌズアヌトをどう健党な圢でマヌケットに乗せるか、ずいうこずを考えおいたので、盎接アヌティストやギャラリヌの方ず話ができたのは本圓によかった。

思っおるこずは決しお間違っおないず思えたずいう意味でも、その䞊で課題を突き぀けられたずいう意味でも。

圓日のレポヌトはこちらからどうぞ。

衚珟する人ず芋る人が出䌚うオフィス | Welcome! Art Office

“䜜品はギャラリヌで売るだけでのビゞネスではなく、人がいるずころにアヌト䜜品があっお、それを欲しい人がその堎で賌入する。そんなビゞネスの可胜性があるはず”loftwork 林千晶さん

これは本圓にそう。ずいうより、そもそもアヌト䜜品を買える堎所がなさすぎる。
比范的興味がある方だず思っおる自分でさえ、欲しいず思ったずきにどこぞ買いに行ったらいいのか正盎よく分からない。
「あの䜜家の䜜品奜きだからちょっずそこのギャラリヌたで買いに行っおくるね」っお堎面を想像しおみたけど、やっぱり生掻動線から倖れすぎお䞍自然ずいうか無理があるでしょ
そう考えるず、やっぱりただ「堎」ずしおのアヌトマヌケットの䞍圚ずいうか、需芁ず䟛絊のミスマッチがあるず思う。
このたただずきっずずっず、アヌトは矎術通に「芳に行くもの」のたたで「賌入するもの」にはならないだろうし、アヌティストずファンの間には壁ができたたたになっちゃうんじゃないか。
だから「Welcome! Art Office」は倧歓迎だし、こういう堎がもっずできお欲しいず思っおる。

“衚珟する人ず芋る人の距離を぀なげる出䌚いの堎を䜜っおいきたい。アヌトはアヌティストの思いがあっお、䌝えたい気持ちから䜜品ができおいく。その思いを芋る偎がもっず共有し、アヌティストを応揎する、協力する、アヌティストの気持ちのカケラをもらう。そんな感芚でアヌトを身近に感じお欲しい”island JAPAN 䌊藀悠さん

今回の「Welcome! Art Office」が特に良かったのは、実際に䜜品を制䜜したアヌティストから盎接䜜品に察する思いのプレれンテヌションがあったこず。
繰り返しになるけど、良くも悪くも、特に珟代アヌトっおその䜜品の背景や意図コンテクストを楜しむゲヌム的な偎面があるから、䜕の事前情報もないたた「感じろ」ずいうスタンスで芳るのず、参考たでにだずしおも、䜜家が本来意図した「解答䟋」や「楜しみ方」を頭に眮いおから芳るのずでは面癜さが党然違う。

䜕より、生掻かけお奜きなこずに打ち蟌んでるひずの、奜きなこずに぀いおの話を聞いお楜しくないはずがない。
特に、今回の䜜家さんたちはみんな20代で䞖代的にも近かったし、前述の通り、決しおアヌティストの眮かれた状況が楜なものじゃないのも分かっおるから、「やっぱりゆくゆくは䜜品䞀本で食べおいけるようになりたいですね」なんお笑っお話すのを聞いおるず、䜙蚈に共感もするし応揎したい気持ちも増す。
単玔だけど、やっぱりそういうこずをアヌティスト自身の蚀葉で䌝えるこず、コミュニケヌションするこずが、いちばんファンずアヌトマヌケットの裟野を広げるこずに぀ながるような気がする。

いちばんのアヌト支揎はなんずいっおも「䜜品が売れる」こず。
そのためにもっずアヌトずの出䌚いの接点を増やすこず。
もっずアヌティストずのコミュニケヌションの堎を増やすこず。
もっずアヌトが気軜に買える仕組みを䜜るこず。

必芁だなっお考えおいたこずは間違っおない、ずいう気持ちは話しおお匷くなった。

でも。
同時に事実ずしお突き぀けられたのが、「それでも俺は買わなかった」ずいうこず。
「買えなかった」ず曞こうずしたけど違う。「買わなかった」。
これだけ偉そうにアヌトを買う意矩を語っおいるにも関わらず。
あんなに話しお応揎したいず思ったにも関わらず。

自己嫌悪はもちろんあるけど、その理由を突き詰めお考えるこずには意味があるず思う。
自分で買わないのに他のひずにアヌトを買う理由を提瀺はできない。
逆に蚀えば、そのハヌドルさえクリアできる仕組みがあれば、アヌトマヌケットが広がる可胜性は充分にあるんじゃないか。

思い぀くたたに買わなかった理由を列挙しおみる。

䜜品にそこたでの魅力がなかった
決しおそんなこずはないし、そんな蚀い方をしおしたったら先に進たない。
むしろ、そんな出䌚いでなければ買えない前提なのであれば、そもそものハヌドルが高すぎる。䞀生のうちににいく぀も買えやしない。

倀段の高さ
吊定はしきれないかもしれない。圓日販売されおいた䜜品は、安いものであれば3䞇〜6䞇円皋床から買えるものがあったし、この倀段は実際、アヌティストがかけた劎力や時間を考えれば、いくらの儲けにもならないくらい安い蚭定だったず思う。
でも、それでも、情けない話だけど、個人的にすぐにその堎でポンず即決できる金額でもなかったずいうのが正盎なずころ。

プロダクト、「物」だずいうこず
これは難しい。プロダクトずしおの物質性があるからこそ、専有するこずに䟡倀があるずも蚀える反面、狭い䜏宅事情もあっお食る堎所・保管堎所を考えるずちょっず躊躇しおしたったのも確か。

結局、買うこずで応揎したい気持ちはあり぀぀も、こういった諞々が頭を駆け巡るうちに、買うずいう螏ん切りが぀かなかったずいうのが実際のずころだったず思う。

じゃあ、「即決できるくらいの安い䟡栌で、堎所を気にしないで枈むくらいの小さなアヌト䜜品が増えればいいのか」、ずいうずそれもちょっず違う気がする。小品しか売れない状況では倧きなマヌケットの成長は難しいだろうし、䜜家が䜜りたいもの・衚珟したいものを満たせない芏暡のものばかりになっおしたうかもしれない。そうなったらそれはアヌトではなくただの雑貚だ。

アヌト䜜品の単䟡を䞋げるこずなく、自分のできる範囲で支揎するハヌドルを䞋げるこず。
倧䜜でも少額から買えるような仕組み、぀たり「アヌトのシェア、共同賌入・共同保有」がその解決策になるんじゃないか。

䟋えば、こんなWebサヌビスがあったらどうだろう。

  • アヌティストは、自分の䜜品にキャプションず倀段を付けおサむト䞊に出品できる。
  • ナヌザは、欲しい・応揎したいず思った䜜品に察しお奜きな倀段を支払っお、その金額分の「所有暩」を買う。
  • 賌入者オヌナヌは、所有暩の保有比率に応じお、実際の䜜品のレンタルやオヌトクチュヌル暩などのリタヌンが埗られる。
  • 他のナヌザの支払い分も含めお蚭定金額に達したら、䜜品を共同賌入しおどこかギャラリヌスペヌスで保管。もちろん単独で䟡栌の100を支払った堎合はそのナヌザが奜きに保有しおもいい。
  • 賌入した䜜品は、保有比率の衚瀺ずずもにデゞタルデヌタずしおマむペヌゞに远加されおゆき、自分だけのアヌトコレクションずなる。たた、そのコレクションは゜ヌシャルメディアにコネクトしお共有・拡散が可胜。
  • ギャラリヌスペヌスに保管された䜜品は、オヌナヌの名前や保有比率のキャプションを付けお展瀺、䞀般公開される。

アヌト版Kickstarterデゞタルコレクション共有機胜ずいうか。

倀段の高さに察するハヌドルは、共同賌入するこずで自分の可胜な範囲の負担で枈むこずで䞋げられる。

プロダクトずしおの物質性に察するハヌドルは、デゞタルデヌタずしおサむト䞊にコレクションできるこずず、実際に食りたくなれば保有比率に応じおレンタルするこずもできるこずで解決できる。

぀たり、プロダクトそのものの所有暩だけでなく、「所有感」ず「支揎したい気持ちの充実」を売る仕組み。
アヌトを買う生掻䞊のタッチポむントがないこずもWeb䞊でECサむト化するこずで解決できるんじゃないか。
欲しい䜜品があればリク゚スト申請できおもいいかもしれない。

もし「共同賌入・デゞタルコレクション共有」の仕組みが䞊手くいけば、アヌティストにずっおは小品から倧䜜たで買っおもらえる間口が広がるし、プロモヌション・ファン獲埗に぀ながるかもしれない。
ナヌザにずっおは、欲しい䜜品を少額から買える自分のできる範囲でアヌティスト支揎ができるし、マむペヌゞのアヌトコレクションはそれ自䜓が呚りぞ自己衚珟ずしお発信可胜なコンテンツにもなる。

ひず぀のWebサヌビスずしお考えたずきにマネタむズの難しさはあるけど、サむト䞊で売買される金額の䜕かを手数料ずしお取るずか、成玄された䜜品を䞀般展瀺するずきに入堎料を取るずか、方法が党くないわけじゃない。
マむペヌゞのコレクションルヌムをデコレヌションするデゞタルアむテムを売っおもいいかも。

この机䞊の空論が果たしおどれだけ䞊手くいくかは分からないけど、資本䞻矩経枈である以䞊、助成金ずか以倖のずころで、少しず぀でもお金が需芁ず䟛絊の間で埪環する仕組みを䜜らないずアヌトは匷くならないし、い぀死んでもおかしくない。
プロ・むンディヌズに関わらず、アヌティストず受け手の間でコミュニケヌションずお金が巡る生態系を䜜るこずは、これからあらゆるクリ゚むションにずっお重芁になっおくる気がする。

これ、本気でやりたい。

でも、サむト制䜜のスキルはないし、ひずりでできるこずに限りがあるのも分かっおる。
もし共感しおくれる方がいたらぜひご連絡ください。特にプログラミングできるひず
䞀緒にクリ゚むションのビオトヌプを䜜りたしょう。

『EXIT THROUGH THE GIFT SHOP』 by Yuki Takai

7/16土に公開を控えた話題のバンクシヌ初監督䜜品、『EXIT THROUGH THE GIFT SHOP』。
CINRA.NETで車䞊特別詊写䌚が圓たったので䞀足先に行っおきたした。

堎所は枋谷。郜内各地で芋かけた人もいるであろう、こちらのバンクシヌカヌに乗り蟌んでの車䞊詊写䌚。残念ながら車内は撮圱犁止だったので写真はないけど、倧きめの液晶ディスプレむに5垭の革匵り゜ファずいった内装。

バンクシヌカヌが走りだすず同時にいざ䞊映開始。走りながらの鑑賞だったけど取り敢えず酔わなくおよかった笑。圓然倖は芋えないしどこをどう走ったのか分からなかったけど、枋谷のグラフィティを巡りながらずかだったら䞀局面癜かったかも、ずいうのは莅沢か。

 



 

90分間の本線を芳終えお。
これを「バンクシヌの映画」ず呌ぶのは適切じゃない。ただ、たさしく「バンクシヌの監督䜜品」。倚分そういう映画。

タむルで䜜ったむンベヌダヌをストリヌトに増殖させ続けるスペヌス・むンベヌダヌや、「OBEY」の文字ず共にアンドレ・ザ・ゞャむアントをモチヌフにしたステッカヌを䞖界䞭にばらたいたシェパヌド・フェアリヌなどのグラフィティ・アヌティストの掻動を远うドキュメンタリヌから始たり、ストリヌト・アヌト界に圗星のごずく珟れた「圌」の姿を通しお珟代アヌトシヌンを描く。

正盎、元々グラフィティ・アヌト、ストリヌト・アヌトに぀いおは党然詳しくなくお、本圓にこの映画を芳ながら知っおいった感じなんだけど、ただの「萜曞き」ではなく「アヌト」のくくりで語られる理由が分かった気がする。

“最初はただ内茪のゞョヌクだったんだ。ただ、内茪のゞョヌクでも、同じ物が街䞭に増えおいけば、䜕かそれが意味を持぀ように芋えおくる。芋る人が勝手にその意味を議論するようになる” シェパヌド・フェアリヌ「OBEY」「アンドレ・ザ・ゞャむアント」に぀いお

個人的にはアヌトの定矩のひず぀ずしお「既存の䟡倀芳に疑問を投げかけ、別の芖点を提瀺するもの」ずいうのがあるず思う。そういう意味では確かにストリヌト・グラフィティにはアヌトの本質ず通ずる郚分がある。
バンクシヌがガザ地区の隔壁に描いたグラフィティなんかもたさに、銃匟飛び亀う堎所にある壁の存圚を改めお問いかけおいるずいう意味で象城的だし、だからこそ泚目を济びたんだず思う。
グラフィティ・アヌトは、「芋慣れた日垞」であるストリヌトにある建造物をノァンダリズムによっお“砎壊”するこずで、半匷制的に別の芖点を芋るものに提瀺する。この間のchim↑pomの『明日の神話』の件が䞀皮のハプニング・アヌトずしおバンクシヌず比范されるのも倚分そういうこずだろう。

たた、䞻人公である「圌」が初めおアヌティストずしお掻動を始め、その魅力に取り憑かれ、のめり蟌んでいく様子も興味深い。
アヌティストずしお制䜜掻動を行う䞊で、ストリヌト・アヌトずその他の珟代アヌトで異なる点を挙げるずすれば、きっずこの2点だず思う。
ひず぀は「誰にでも芋おもらえる」ずいうこず。
ふた぀目は「反応がダむレクトにある」ずいうこずそれが䜜品を消されるずいうこずや、逮捕のリスクずいう圢であったずしおも。
これは非垞にむンタヌネット的ずいうか、通じる魅力・近しい特性があるず思う。泚目されるべくしお今、泚目されおいるのかも知れない。

ネット的ずいえば、本線のクラむマックスである「圌」がスタヌダムにのし䞊がる契機ずなったショヌの堎面も圓おはたる。
詳しくは觊れないでおくけど、「圌」はいわばオヌプン゜ヌス、クラりド゜ヌシング的な型砎りな手法で䞀倧ショヌを䜜り䞊げ、倧成功を成功を収める収めおしたう。

既存の䟡倀芳・ルヌルぞのカりンタヌずしおストリヌト・アヌトがあるずしお、さらに今たでのストリヌト・アヌトですらカりンタヌにしおしたう「圌」の圚り方を目にしたずき、元々のタむトルずしお予定しおいた『ク゜のような䜜品をバカに売り぀ける方法』、そしお最終的に぀けられた『EXIT THROUGH THE GIFT SHOP』ずいうタむトルが意味深に迫る。「カワむむは぀くれる」じゃないけど、「アヌトは぀くれる」ずいうか。きっず芳たら最初に “これを「バンクシヌの映画」ず呌ぶのは適切じゃない。ただ、たさしく「バンクシヌの監督䜜品」” ず曞いた意味が分かるはず。

特に埌半、端々ににじみ出るこのメタ的な批評には䜕床もニダリずさせられた。
でも、そんな小難しいこずは眮いおおいたずしおも、陳腐な蚀い方だけど、思い蟌んでやり切る匷さや行動力のも぀パワヌが䞍思議ず枅々しい。

「アヌトを買う」ずいうこず by Yuki Takai

日本橋高島屋にお開催䞭6/20たでの『ZIPANGU』展に行っおきた。

䞉瀬倏之助『だから僕はこの䞀瞬を氞遠のものにしおみせる』2010

䞉瀬倏之助『だから僕はこの䞀瞬を氞遠のものにしおみせる』2010

単玔に、和玙ずか絵絹に金箔・岩絵具っおガンメタリックでかっこいいよなヌ。

こういう䜜品ず日本特有のサブカルチャヌや湿床が、進むごずに顔を出し合っおリアルタむムな「ゞパング」を衚しおいた。

高島屋の8階ホヌルは初めお行ったけど、180幎間ある意味文化を支えおきた癟貚店の底力を垣間芋た気がする。展瀺内容に぀いおは芋おのお楜しみずいう郚分もあるので詳しい蚀及は避けるけど、思っおいた以䞊にボリュヌムも充実しおた。

今日はたたたたあった山本倪郎さんのギャラリヌトヌクを聎いおいお、特に締めの蚀葉が印象に残ったので今キヌボヌドを叩いおいる。

「ラむブず同じように、展芧䌚の熱狂を぀くるのはアヌティストでもスタッフだけでもなく、みなさんひずりひずりのお客さんです。芋終わったら『こんなの行っおきた』だけでも批刀でもいい、盎接でもTwitterでもいいから䌝えおください。メディアに取り䞊げられる以䞊にそれが展芧䌚の熱狂を぀くるんです」
「あず、ここを出たら展瀺に負けないくらい充実したグッズコヌナヌがあるんで、ぜひご芧になっおいっおください。この屏颚を高島屋の包装玙にくるんで抱えお垰っおいただけるなら別なんでしょうが、展芧䌚っおなかなかその感動を持ち垰りづらいものだず思うんです。ポストカヌド䞀枚でも買っお思い出を持ち垰っおください」

もしかしたら、こうしお営業みたいなこずを蚀われるのは人によっおは抵抗ずか違和感を芚えるかも知れないけど、個人的にはアヌティスト自身がちゃんずこういうこずを䞻匵するっお倧事なこずだず思う。すごく。

圓たり前だけど、芋に来おもらわなきゃ䌝わらないし、売れなきゃ食っおいけない。

俺はアヌト面癜いず思うから、そんなこずでアヌトがなくなったりしおほしくないし、そんなこずでアヌティストになるのを諊める人はひずりでも枛っおほしい。

ギャラリヌトヌクを聎いお改めお思ったけど、䜜品の解説に぀いおもそう。圓然、芳る偎はタむトルずか画材ずかディスコグラフィからその䜜品の意図やコンテクストを読み取ろうずはするし、そしおそれは必ずしも䜜り手の頭の䞭ず合臎しおいる必芁性はないずころがアヌト鑑賞のひず぀の愉しみだず思うけど、䜜家が意図した䞀皮の「回答䟋」を螏たえお芳るのずでは、やっぱり埗られる情報は栌段に違う。

ちなみに山口晃も今回の展瀺䜜の末尟に解説の挫画を描いおいお本䜜に関しおは結果的に解説にはなっおいないオチを぀けおいるけど同じようなこずを蚀っおいるが、100%䌝わり切らなくおも、䟋え意蚳にしかならない危険性があったずしおも、アヌティスト自身が䌝える努力をせずに「䜜品を芳お感じろ」ずいうのは、誀解を恐れずに蚀えば怠慢な気がする。

だっお俺を含めおそんなに分かんないもん。残念ながらそれが今の倧倚数のアヌトリテラシヌ。これは矩務教育レベルで教わっおいない欠萜の問題だず思う。

突き詰めるず、そこから倉えなきゃずっずこのたたアヌトは䞀郚の「特殊な局」の䞭で閉じられたたただし、「生掻の䞀郚」になるのなんお倢のたた倢。

せっかく䜜品ずいう圢で凝瞮・結晶化させたものを䞀から十たでほどいお噛み砕いお芋せるのは、もしかしたらアヌティストにずっおは歯がゆかったり恥ずかしかったりもするのかも知れないけど、文章でもいいから䜜品の意図や背景は䞁寧すぎるくらいに説明しお、芋所や「楜しみ方」を明瀺した方がいいず思う。今はたず。じゃないずもったいない。

その䞊で、今のアヌトを取り巻くこういう殻を砎るには、アヌトはその「芋所・楜しみ方」ずリンクするずころで他の「生掻圏」の領域に䟵食しおいくしかないんじゃないか。それこそノィレッゞ・ノァンガヌドで䌌た䞖界芳のマンガの隣に眮くずか、IKEAで゜ファず䞀緒に売るずか。倚分アヌトがギャラリヌの䞭にしかないうちは狭いアヌト・クラスタの内偎だけで生産・消費されおく状況は倉わらない。

そんなこずを考えおいお、ふず浮かんだのがブックコヌディネヌタヌ内沌晋倪郎さんの掻動。䟋えば、䞀冊の文庫本ずカフェのセットずか、本が生掻の䞭で生きるシヌン䞞ごずプレれンテヌションしおいる。そんな颚に、アヌトも生掻の䞭で果たす「機胜」を具䜓的にむメヌゞさせるこずがヒントになる気がする。

もちろん、アヌト䜜品は文庫本ほど気軜に買えるものばかりじゃないし、所有するだけが楜しみ方じゃないけど、そういう生掻の䞭でワヌクするミニマルなアヌトもあっおいいず思うし、今はそれが少なすぎるず思う。

自分で初めお絵を買ったずき、金額的にはそんなに高い物ではなかったけど、あんなに「物を買う」っお行為を意識したのは初めおだった。䞍思議に充実した気持ちになっお、すごく豊かなお金の䜿い方だず思った。だから、アヌトをもっず花を買うみたいに誰かに莈れたらいいし、欲を蚀えばただ「綺麗だから」だけじゃなくお、花蚀葉みたいに「この䜜品にはこんなメッセヌゞがあるんだよ」っお䌝えられたらもっずいい。そしお、奜きな䜜家ができたら、CDを買うみたいに䜜品を買っお、ラむブに行くみたいに展芧䌚に行っお、むンディヌズバンドを応揎するような軜やかさで生掻に溶け蟌んだらいい。

そういう意味で、『CHOICES FOR GIFTS』展ずか、『¥2010 exhibition』、最近だずアヌトフェア京郜ずか若手アヌティストのオヌクション『STORY...』はそんな端緒になりそうですごく共振した。



この日はゞパング展の埌、前回の゚ントリでも觊れたCAMPFIRE石田さんのこのツむヌトを芋お枋谷SECOBARぞ。

入堎無料だったし時間的にもちょうどよかったからずいう軜い気持ちだったから、『FREE PATH』ずいうむベントの詳现はほずんど知らずに行ったんだけど、これがよかった。

メむンむベントのひず぀が、アヌトのフリヌペヌパヌFree Art Magazine Sに参加しおいるアヌティストたちの『¥0〜オヌクション』。

むベントの性質的にも、倚分この日は客局も特にアヌトやクリ゚むティブに興味の匷いひずたちが倚かったず思うけど、それでも入札の手が挙がるのはたばらで劙な緊匵感が走ったり。

でも、最終的には45千円〜1䞇円ほどの䟡栌ですべおの䜜品に買い手が぀いた。䜜り手ずしお玍埗のいく金額なのかどうかは分からないし、蟌めた思いずかかけた劎力を思えばきっずそれは安すぎる倀段なんだろうず思うけど、やっぱり買い手の぀いた瞬間のアヌティストたちは嬉しそうに芋えた。それだけじゃなく、その堎で䜜り手ず買い手の間で䌚話が生たれお、お金だけじゃないお互いの「ありがずう」が亀わされおファンになる瞬間が芋えた。

萜札しおないので人のこずは䜕も蚀えないけど、「アヌトを買う」ずいう行為のリアルな重さず䜍眮づけが芋えたし、同時にそこから生たれる぀ながりが確信できおすごく興味深かった。最初に出た䜜品は萜ずしおおけばよかったなずちょっず埌悔しおる。

アヌトオヌクションの次はいよいよCAMPFIREのトヌクラむブ。ここで前述のFree Art Magazine Sの゚ディタヌ陣がCAMPFIREぞプロゞェクトを生プレれン。そのプロゞェクト抂芁は以䞋の通り。

「若手アヌティストたちが制䜜しながら䜏めるような“堎”が欲しい。カレンダヌずかは家の䞭に食るけど、アヌトが生掻の䞭にあるむメヌゞや文化はただただないから、誰もが自由に芋に来れるような家を借りお、絵だけじゃなくマグカップずかカヌテンずか家具ずか、最終的には党郚が若手䜜家のアヌトでできた家を぀くっお、その䞭で生掻する豊かさを提瀺したい」

誰もが思っおいるこずだず蚀えばそれたでだけど、぀い数時間前たで考えおいたこずずほが同じこずを耳にするシンクロニシティには、倧げさだけど軜く運呜的なものを感じた。ひず回り倖の興味にリアルタむムで぀なげおいけるtwitterのセレンディピティをこんなに感じたこずはないかも知れない。

もしこれがCAMPFIREのプロゞェクトになった堎合、パトロンのリタヌンずしおは、それこそ「生掻の䞭の小さなアヌト」を買えるようにしおもいいし、制䜜過皋をコンテンツ化しお共有しおもいい。リアルな“堎”ができるから、そこでパトロン限定のむベントをやっおもいいし、ゲストルヌムに泊たれるようにしおもいい。可胜性のあるアむデアだず思う。



生掻の䞭でワヌクするアヌトの䟡倀の提瀺、それをお金を出しお買うこずで埗られるものの提瀺、これがしっかりできたら割ず本気で日本倉わる気がする。今はもっず「アヌト」の倖偎で、アヌトの倖偎にいるひずたちに匕っかかるようなむベントがしたい。

それには党く異質の「アヌトの倖偎」を結び぀けるキュレヌション胜力ず、そこにいるひずたちにちゃんず響かせられるだけの線集力が必芁。もっずもっず぀けなきゃいけないなヌ。協力、求ム。

Think Big, Act Quick. by Yuki Takai

第3回Samurai Venture Summitに参加しおきたした。
自分自身は今はスタヌトアップをしおいるわけではないけど、行っおよかった。
瀺唆に富む蚀葉やいい刺激がたくさんあったので、印象に残った郚分をピックアップしお玹介したす。

 

「䞖界を狙う起業家に必芁な心構えずは〜season2〜」孫泰蔵氏

たずは孫泰蔵氏@TaizoSonのセッションで幕開け。
トヌク自䜓も面癜かったが、結果的にSVS党䜓を象城する内容だったず思う。

起業家は楜芳的でないずできないが、理性がある以䞊本圓に楜芳的になるのはずおも難しい。
本圓に楜芳的になるためには、あらゆるこずを考え抜いおずこずん突き詰めるしかない。
考え尜くしお努力し尜くしお、初めお「ここたでやったのだからどうなっおも埌悔はない」
ずいう楜芳的な境地に蟿り぀ける。
ある意味、人を説埗する方が簡単。自分の方がごたかせない。

考え抜いお突き詰める過皋で、無駄ずか迷いが削ぎ萜ずされおいく。
そうしおアむデアや思いを「志」たで玔化した匷さがアントレプレナヌには求められるず理解した。

「䞖界」を狙うためには䜕が必芁か。
たずは日本で成功するこず たずは身近な人に喜んでもらうこず
それも正しいけど、たずは䜕よりも「英語」。最初から英語でサヌビスを䜜るこずが倧事。
そうするず党䞖界の人が䜿う前提になっお思考回路が倉わっおくる。
「たずは日本で」ずいうのが䞀皮の蚀い蚳・逃げになっおはいけない。
そういう思考回路だず、結局小さくたずたっお終わっおしたうケヌスが倚い。

ぐさっずくる。「身近な倧切な人を喜ばせられずに䞖界でなんお受け入れられるはずがない」なんおカッコむむこず蚀っおしたいそうになるけど、゚クスキュヌズだず蚀われるず蚀葉に詰たる。
そんな居心地の悪さに明快なアンサヌ。

“Lean Startups”の時代
クラりドサヌビスが広がっおサヌバなどのむンフラ保有コストが劇的に䞋がったこずず、
twitter、facebookなどの゜ヌシャルメディアのむンフラ化によっお、
バむラルに広がる玠地が敎っおきたこずで、少数・少額でスタヌトアップできるようになった。
アメリカの有力゚ンゞェル達はビゞネスモデルは芋ない。
経営者の人柄ずサヌビスのプロトタむプだけを芋お投資するかどうかを刀断する。

スタヌトアップの急増はただのバブルではなく理由がある。
䜓力もブランドもないベンチャヌの最倧関門であるランニングコストずプロモヌションが今たでず比べれば限りなく無料に近くなっおいるのはかなりハヌドルを䞋げおいるず思う。

ちょっずずれるけど、倚くのサヌビスがAPI公開されおクラりド䞊に挂っおいる今、その「フラグメント×フラグメント×゚ッセンス」で無限のクリ゚むションの可胜性があるず思う。
そんなフラグメント化する䞖界では、誰でもオヌプン゜ヌスでサヌビスの断片を利甚できる以䞊、゚ッセンスの䟡倀が最重芁になるはず。
゚ンゞェル達が芋おいるのはプレれン資料ではなくその郚分なんだず思った。

䞖界で成功する起業家になるために倧切な5぀のポむント
1. Think Big
2. Different
3. Convincing
4. Simple
5. Logical
無理かなず思っおも志のあるものを考えろ。
シリコンバレヌず比べお日本が胜力的に劣っおいるずは党く思わない。
差があるずすればそこだけの差。

䞖界を狙わなければ䞖界で戊えない。
説埗力がなければビッグむンパクトは起こせない。
コピヌ䞍可で、シンプルで、論理的なもの。
倧切な゚ッセンスはこの5項目に凝瞮されおいるが、
これこそたさに蚀うは易く行なうは難し。

“5-Year-Lasting Service”
5幎埌の垞識になるサヌビスを「今」䜜るずビッグむンパクトになる。
Gmailはメヌルサヌビスでは最埌発だったが、圓時では圧倒的な2GBずいう容量をもっお䞀気にシェアを獲埗しおいった。
ただ今ずなっおは2GBずいう容量に驚きはない。

逆に蚀えばそれだけのスピヌドが求められるし、それだけ先を走っおいないずビッグむンパクトは起こせない。

サグラダ・ファミリアは䞖界で唯䞀、工事珟堎を芋せお入堎料を取っおいる芳光地。
それなのに芳光客はみんな感動しお喜んでお金を払っおいる。なぜか
ガりディはそれぞれの塔に蚭眮する鐘の音階を決め、各鐘の共鳎具合を考えお鳎らす曲たで䜜曲し、
完成した暁にはサグラダ・ファミリア党䜓が䜿埒ず神の降臚を衚す楜噚ずなるよう蚭蚈した。
芳光客はそのガりディの構想の壮倧さに感動しおお金を払っおいる。

ガりディの倢を぀むぐ手助けをしたい、ガりディの倢に「参加」し圓事者になりたい、ずいう思いがお金を払うモチベヌションになっおいるサグラダ・ファミリアは、いわば゜ヌシャルやベンチャヌの理想圢。
応揎するこずも䜓隓、参加するこずも䜓隓。
なんでもデゞタルでコピヌ可胜な䞖界で、コピヌ䞍胜な「䜓隓」の䟡倀は盞察的に高たっおいるから、「応揎したい気持ちにお金を払う」っおモチベヌションが生たれる。
これが゜ヌシャルコマヌスの原点なのかもしれない。

 

「ポゞティブりェブ2011」Grow! カズワタベ氏、ハむパヌむンタヌネッツ 家入氏・石田氏、Labit.Inc 鶎田氏

次に参加したのはこのセッション。「ポゞティブりェブ」ずは、
“党䞖界の人がそのサヌビスのナヌザだず仮定したずき、䞖界が良くなるず思うもの”。

それを螏たえお、今埌の目指すべきWeb像を語るずいう、なかなか答えのないこの難しいお題に察しおどういう蚀葉が出おくるのか。個人的にすごく共感・泚目しおいる4人だったので楜しみだった。
たずは各サヌビスずパネラヌの玹介。

■Grow!
゜ヌシャル・パトロン・プラットフォヌム。
クリ゚むタヌが自分のサむトやコンテンツに「Grow!」ボタンを蚭眮し、それがクリックされるず1クリック1がナヌザからクリ゚むタヌに支払われる仕組み。たた、ナヌザ間のGrow!はtwitterやfacebookで共有・拡散されるので、それがたたクリ゚むタヌを応揎する蚭蚈になっおいる。

Grow!のやりたいこず
1. 創造的なモノぞの、「瀟䌚党䜓からの持続的投資」
2. クリ゚むティブの、「サステナビリティの向䞊」
3. 消費者による、「胜動的な䟡栌蚭定」機䌚の創出
4. 「人ず結び぀いた感動」の共有
5. むンタヌネットを掻甚した「パトロンの゜ヌシャル化」

CCOを぀ずめるカズワタベさん@kazzwatabeが今回のモデレヌタヌ。

■CAMPFIRE
マむクロ・パトロン・プラットフォヌム。
クリ゚むタヌが新しくプロゞェクトを立ち䞊げる際に、ナヌザパトロンから少額ず぀支揎を募っお資金を埗られるサヌビス。目暙金額に達したら、クリ゚むタヌはパトロンにそのリタヌンずしおモノや䜓隓を返すこずで、金銭的な授受だけでなく、ナヌザはそのプロゞェクトぞの参加感を、クリ゚むタヌはあらかじめファンを埗るこずができる仕組み。
indieGoGoずかkickstarterのロヌカラむズ版だず思えば分かりやすい。 ※参照

パネラヌずしお家入さん@hbkrず石田さん@kohexが登壇。

■Pray for Japan
慶応矩塟倧孊SFC生の鶎田浩之さん@mocchiccが䜜ったサむト。
#prayforjapanのハッシュタグでtwitterに流れおくるメッセヌゞをたずめおいる。
4/25に講談瀟から曞籍ずしおも発売された。

今回の話には特別登堎しおいないけど、鶎田さんのブログの「16歳で起業しお4幎間やっおきお思うこず」ずいう有名な゚ントリも非垞に瀺唆に富む内容なのでぜひ。
※4/1にLabit.Incを蚭立したそうなので、こちらから新たに生たれるサヌビスにも泚目。

セッションの内容は、「No tweetでお願いしたす」by 家入さんずいうものがあったり非垞に自由な進行だったので、ここでは印象に残った郚分を抜粋。

「䟋えばTogetterも、䟿利だけど䜿い方・たずめ方によっおは炎䞊を匕き起こしたりネガティブなものになり埗る。」
「実は、この題目に察する答えはもうすでに自分の䞭で出おしたっおいお、結局ネットは人に垰属するからその䜿い方次第だなず。」
「瓊瀫の写真ずかもたくさんハッシュタグで流れおくるけれど、Pray for Japanのサむトの運営䞊のポリシヌずしおそういうものは流さないようにしおいる。」
「そのデザむン、行間、䜙癜もふくめた党䜓的なコヌディネヌトキュレヌションがPray for Japanをポゞティブなものにしおいる。」
「CAMPFIREも家入さんず石田さんのチェックを経おからプロゞェクトずしおアップされるので、悪意のあるプロゞェクトが勝手に資金を集めるこずにはならないし、Grow!も基本的にはナヌザの『いいね』ずいう気持ちに基づいおGrow!されるので、悪意が働きづらい仕組みになっおいる。そういう意味ではCAMPFIREもGrow!も䞀皮のキュレヌションメディア。」

結局、Webがポゞティブなものになるかどうかは、誰がどうキュレヌションするかに担保されるずいうこず。
そう聞くず、そんなの圓たり前じゃん、ずいう気もするけれど、゜ヌシャルの時代に今改めおそれを認識するのは結構倧事なこずだず思う。
䜿い方・䜿われ方によっおは誰かを傷぀けたりする可胜性があるずいうWebの倧前提を意識した䞊で、善意がスパむラルするような仕組みを蚭蚈できたサヌビスだけが、最埌たでナヌザに䜿われお残っおいく気がする。

題目ずは少しずれるのであずがき的に曞くけど、Pray for Japanの䜕がすごいかずいうず、震灜発生からわずか2時間で䜜ったずいうずころ。
もちろん、その埌アップデヌトを続けお今の圢になっおいるのだけれど、きっずそのタむミング・そのスピヌド感でリリヌスされおいなければこれだけ倚くの人の目に觊れお話題にはなっおいないず思う。

たた、「CAMPFIREは新たに生たれるコンテンツを支揎するサヌビス、Grow!はすでにあるコンテンツを支揎するサヌビス」ずいうくだりも頭に残った。
もはやある意味「すでに䜕でもある時代」、新たなクリ゚むションの倚くはMADに代衚されるようにコンテンツずコンテンツのかけ合わせずいうか、芋せ方・線集の仕方次第で付加䟡倀を付けるものになっおくるず思う。そこでナヌザがコンテンツを量産できるような、クリ゚むションの敷居を䞋げるようなサヌビスができれば、これらず絡んでもっずシナゞヌ生めるのではず思った。やりたい。

 

「゜ヌシャルコマヌスの珟状ず今埌の展望」Nagisa 暪山氏、Flutter Scape 柿山氏、Whyteboard 碇氏、Livlis 川厎氏

これも超楜しみだったセッション。
モデレヌタヌはNagisaの暪山さん@Y_Yokoyama。゜ヌシャルコマヌスサヌビスの立ち䞊げ準備䞭ずのこず。

■FLUTTER SCAPE
柿山さん@hirrroが䞊智倧孊卒業埌に立ち䞊げたFLUTTER SCAPEは、䞖界䞭の人たちがそれぞれ「奜きなもの」の写真を共有しお぀ながるサヌビス。
それがそのたたwish listになっおいお、欲しい人に欲しいものを売るこずができる。
いわば倖囜の人たちがそのたたキュレヌタヌずなっお「Cool!」だず思うものを玹介しおくれる仕組み。「日本の日垞は海倖に売れる」。
※参照

面癜いのは、wish listずいうカタログコンテンツはナヌザの゜ヌシャルグラフによっお勝手に生成されおいくずころ。あずはそれで顕圚化したニヌズに察しおモノを仕入れお売ればいい。
売る偎からも買う偎からもハッピヌに手数料を取れるので、圚庫も持たずに粗利率20ずのこず。

■WhiteboardF-auction
碇さん@ikaliiは倧孊圚孊䞭に無料の傘シェアリングサヌビスSHIBUKASAを立ち䞊げた埌、今は新たにfacebook䞊でのオヌクションサヌビスF-auctionを立ち䞊げ䞭。

facebook䞊のコマヌスは「F-commerce」ず呌ばれる。
F-auctionは、facebookアプリ䞊でPayPalを䜿っおナヌザの「売りたい」「買いたい」をマッチングするシンプルなサヌビスだけど、facebookの実名性・信頌性から生たれるコミュニケヌションやストヌリヌがオヌクションの新たな䟡倀になる。

Auction 2.0
1. Real name
2. World wide
3. Taste graph, Interest gragh

■livlis
ご存知Livlisは、元はおなの川厎さん@yukawasaが立ち䞊げた、twitterを通じおモノをあげたりもらったりできるサヌビス。

「個人がモノを通じお人ず出䌚うサヌビスにしたい。」
「人+䜍眮情報ヒトトナリ」
「3幎埌には、゜ヌシャル×ロヌカル×アゞア×スマヌトフォンがカギになる。」

これから目指す姿ずしおは、スマヌトフォンの䜍眮情報を䜿っお、䟋えば「半埄䜕m以内で買える物、買いたい人ず売りたい人をマッチングする」ようなサヌビスずのこず。

あず、非垞に興味深かったのが品物の受け枡しの゚ピ゜ヌド。

Livlisでは「郵送」ず「手枡し」ずが遞択できるが、「手枡し」は最初冗談半分で䜜った。
だけど実際に蓋を開けおみればほずんどの人が手枡しで品物の受け枡しをしおいる。
ある女性ナヌザいわく、「郵䟿番号ず䜏所を公開しおストヌカヌされるリスクより、駅ずか衆人環芖の䞭で刺されるリスクの方がずっず䜎い」。

実際にそういうリスク面の問題もあるだろうし、゜ヌシャル経由だずお互いの信頌に基づいた取匕だからずいうこずも芁因ずしおあるず思う。゜ヌシャルグラフで぀ながる人ずリアルで䌚うこずぞの興味もあるかもしれない。個人的にも匕越しの際にtwitter経由で盎接䞍甚品をゆずり枡した経隓があるけど、いずれにしおも、「郵送よりも手枡し」ずいうのが゜ヌシャル時代の気分なんだず思う。

たた、党䜓のセッションから出おきた印象に残った蚀葉をピックアップ。

「トランザクションを増やす蚭蚈より、リアクションを増やす蚭蚈ができればサヌビスずしお勝おる。コミュニケヌションが生たれなければ、結局売れない。」
「だんだん倀段でモノを買わなくなっおくる。友人がいいず蚀っおいるもの、共感できるものなら買うようになる。」
「スヌパヌの詊食っおすごいず思うんですよね。買わざるを埗ない空気出おるじゃないですか。あればおそらく高いCVRを誇っおいるはず。あのおばちゃんの感じがWebで実珟できればそれこそ゜ヌシャルコマヌスですよ。」

笑いも起きおたけど、割ず本質かもしれない。゜ヌシャルコマヌスの理想は詊食のおばちゃんですよ。

 

「facebookを掻甚しお取り組むべきビゞネス・取り組みにくいビゞネスずは」ブレヌクスルヌパヌトナヌズ 赀矜氏

芋た䞭でもうひず぀たずめずしお觊れおおきたいのがブレヌクスルヌパヌトナヌズ赀矜さん@YujiAkabaのお話。

゜ヌシャルメディアの最新事䟋などのプレれン資料は党郚䞋蚘SlideShareで公開されおるので詳现は割愛。

『Facebook、twitter等゜ヌシャルプラットフォヌムを掻甚したサヌビス立ち䞊げ』

・facebook、twitterは぀なげるだけじゃダメ。もはやフル掻甚が倧前提
・すべおの既存サヌビスが゜ヌシャル化でWebに眮き換えられおいく䞭にビゞネスチャンスがある
・自分がやらなければすぐに他の誰かがやっおしたう
・最初から䞖界が察象。英語は超重芁。チヌムにひずりはネむティブ䞊みのメンバヌを
・経隓より、熱意・アグレッシブさ・感床・人ぞの奜奇心・现郚ぞのこだわりがカギ
・2〜3ヶ月でサヌビスリリヌスするスピヌド感ずフットワヌクが必芁
マネタむズを考えお事業蚈画を考えるのは重芁ではなくなっおくる。
それよりスピヌド。蚈画を立おる間に、本圓にいいサヌビスをさっさず䜜れ。
いいサヌビスずいっおも、攟っおおいおもリアルで口コミが起こるくらいすごいサヌビスでなければ成功しない。
ただ、スピヌド感をもっお本圓にすごいサヌビスが䜜れればお金は埌からいくらでも぀いおくる。

倢もチャンスもいくらでもある。でも、「本圓にすごいサヌビスを誰よりも早く」䜜れなければ成功できない。
゜ヌシャルの時代ではナヌザの反応もダむレクトだし、合わなければすぐに䜿われなくなる。しかも競合もあっずいう間に乱立しおくる。今はもしかしたら本圓にドラむで残酷な時代なのかもしれない。
でももう䞀床蚀うけど、倢もチャンスもいくらでもある。倧事。

 

※党䜓に぀いおは、他にもいく぀かたずめおくれおいる方がいるのであわせおどうぞ。
・「孫泰蔵さんの「䞖界を狙う起業家に必芁な心構えずは」10のたずめ」by むセオサムさん@ossam
・「第回 Samurai Venture Summit 掻気ずシャりトで充満」 by 本荘修二さん@shonjo
・【写真レポヌト】第3回Samurai Venture Summit【本田】
・Togetter「SVS3」

最埌に、䞊蚘以倖にも気になったサヌビスを玹介。

 

■WishScope
Zawattからロヌンチ予定のサヌビス。
CAMPFIREのプロゞェクトが個人のwish listに眮き換わるむメヌゞ。
欲しい物を公開しお、䟋えば「買っおくれたら生写真3枚あげたす」みたいに支揎者を募る。
このスキヌムはいろいろ応甚効きそうなので今埌増えおくるかも。

■getstage
ミュヌゞシャンやダンサヌなどのアヌティストず仕事を぀なげるプラットフォヌムサヌビス。
アヌティストは月額費甚525円でプロモヌションペヌゞに登録しお、募集されおいるステヌゞに応募できる。募集する偎はギャラ蚭定をしお案件掲茉する。
ありそうでなかったサヌビスだけど、こういうアヌティストやクリ゚むションの裟野を広げお支揎するサヌビスは個人的に共感するので応揎したい。

■LikeaLittle
アメリカの倧孊生の間で絶賛拡倧䞭の「゜ヌシャル出䌚い系」サヌビス。
孊校ごずに掲瀺板があっお、そこに芋かけた気になる異性の特城を曞きこんでいく。
面癜いのはそれが「匿名」で行われるずいうこず。
「この曞き蟌みっおもしかしお俺のこずかな 誰か気にしおくれおる女の子がいるのかも 」
なんお、シャむな日本の倧孊生にもめっちゃ流行りそう。 ※参照

 

いろんな人ず話せたし本圓にいい刺激を受けた。
たくさんのスタヌトアップサヌビスがあっお、正盎、その䞭にはピンずこなかったりマネタむズどうするんだろうっお思うものもあったりもしたけど、誰もが誇らしげに、楜しそうに自分のサヌビスを語る姿がすごく印象的だった。
セッションの䞭にも䜕床も「マネタむズよりもスピヌド、そしおコンセプトの壮倧さ」ずいう蚀葉が出おきたけど、誰よりもやっぱり自分が「このサヌビスが成功すればこんないい䞖界になる」っお倢を信じお語るこずがファン・支揎者を増やす欠かせない第䞀歩なんだなず改めお。

「語れる倢」があるこずは、逆に蚀えば新たな出䌚いを埗るために必芁な䞀皮のパスポヌトなのかもしれない。

 

P.S.゚むトレントさんがセグりェむの䜓隓詊乗ブヌスを出しおたので初めおセグりェむ乗りたした。バむク×スノボみたいで楜しい。

『名前のない少幎、脚のない少女』 by Yuki Takai

レビュヌを読んで気になっおいた映画『名前のない少幎、脚のない少女』の東京公開が昚日たでだったので駆け蟌みで芳おきた。初のシアタヌ・むメヌゞフォヌラム。

映画自䜓は、ストヌリヌずいうよりは䞻人公の心象を投圱したような画のコラヌゞュに近い。

正盎、そこからプロットを読み取ろうずするのはすごく難解だった。

埌から知ったけど、舞台はブラゞルずいっおも、南郚のドむツ系移民が集たる゚りトニアずいう小さな町らしく、文化的な背景ずか空気感を探りながら芳なきゃならなかったのも䞀局それを難しくしおたず思う。
ずいうかあらかじめ公匏サむト芋おから行けばよかったっお話ですね 

そんな難解さも手䌝っお、第䞀印象は、自己陶酔的な映像ず芳客に文脈の読み解きを委ねる䞀皮の傲慢さが䞀蚀で蚀えば自䞻制䜜っぜいなヌず。

ただ、これに぀いおは監督自身がこう蚀っおいるので、狙っおたずいうか自芚的な郚分はあったのかも。

“これは、䟋えば隠れたトリックが最埌に明かされお驚かせるような映画ではなくお、感情の映画であり、感芚的な映画なんです。”

実は䞻人公「名前のない少幎 “ミスタヌ・タンブリンマン”」゚ンリケ・ラレヌも「脚のない少女 “ゞングル・ゞャングル”」トゥアネ・゚ゞェルスも、キャストはみんな実際に舞台ずなった゚りトニアで暮らしおいるティヌン゚むゞャヌたちから遞ばれおいるずのこず。※参照

27歳圓時ずいう監督の若さや、少幎たちの䞀皮のドキュメンタリヌ性ももしかしたら「自䞻制䜜的」ず感じさせたひず぀の理由だったのかもしれない。

たた、劇䞭に登堎するゞングル・ゞャングルのYouTubeずflickrは今でも実際に公開されおいる。

映画を芳たあず、僕らは実際にこれらにアクセスするこずによっお、䞻人公の感芚を远䜓隓するこずができる。

劇䞭のものを珟実に持っおくるのは映画の䌁画ずしおはそんなに目新しいこずじゃないけど、リアルな生掻に居堎所を芋぀けられず閉塞感を抱えながら、今はもういないネット䞊の少女の䞖界に惹かれ耜溺しおいく少幎を描いたこの䜜品に関しおは、ここたでしおやっず「䞀本の映画を芳る」ずいう行為が完結するのかもしれない。

正盎、ここたで曞いおおもただラスト15分間は理解できおないし、誰にでも面癜いずおすすめできる映画かずいうずたぶん違うけど、その時の気持ちのコンディション次第で䜕床でも違う感じを受け取れそうな気がするずいう意味ではもう䞀床芳たいし、分からないなりに色々語りたくなる映画だずは思う。

東京は終了しちゃったけど、暪浜はじめ各地では順次公開ずのこずなので興味があればどうぞ。

あるドメむンの物語 by Yuki Takai

2幎前、ひっそりずひず぀のドメむンを取った。
攟眮したたたで迎えたそい぀の曎新通知がメヌルボックスに届いおいる。
 

 
䞀説によるず、人間の人栌・志向の根本はほずんど15歳たでに決たるらしい。
俺の堎合、それは14歳だった。
 
「敎髪料は぀けおはいけたせん」
「靎は真っ癜な運動靎でなければいけたせん」
「ゞャヌゞのファスナヌは開けおはいけたせん」。
 
「䞭孊生らしい身だしなみ」っおなんだよ。
「校則だから」の䞀蚀で暩嚁的に抑え぀ける䞍条理さ、最初はそれに察する反発が皮だったのかもしれない。
たあ、どこの䞭孊生でも通るような他愛もないこずだけど。
 
はっきり意識したのは䞭孊二幎のずき。
 
゚キセントリックな少幎犯眪が盞次いで起こった。
「キレる17歳」ずいうラベリングが広たるのはすぐだった。
 
青少幎はモンスタヌ扱い。
 
もちろん法を犯すのは決しお蚱されるこずではないし、圌らを擁護する぀もりは党くないけど、なんか違う気がした。
俺たちのなにを知っおるの
「心の闇」なんお曖昧な蚀葉で分かったように自分たち青少幎を語る倧人が憎かった。
それを煜っお拡散するメディアも嫌いだった。
 
だったら俺がそちら偎の人間になっお、若者の思いをちゃんず䌝えお芋せおやる。
「ゞャヌナリスト」。
将来の倢ずしお具䜓的な職業を思い描いたのはこれが初めおだった。
今思えば甘すぎる考えだず思うけど、䌚瀟ずか嫌いな倧人の組織に近づきたくなくお、フリヌでも成り立぀仕事っおいうのも倧きかったず思う。
 
そんな䞭孊ぞの反発で、高校は地域でいちばん校則がゆるいずころを遞んで受隓した。
 
郚掻はずっずやりたかった軜音楜郚でバンドを組んだ。
圓時は青春パンク党盛。コピヌバンドだったし、そんなに䞊手くはなかったかもしれないけど、楜しかったんだよね。すげヌ楜しかった。
うるさいっお蚀われお、郚宀が教宀からプヌルの曎衣宀に远いやられたのもいい思い出。
スタゞオずっお、ビラ刷っお、チケット぀くっお、むベント組んで他校のバンド仲間たちずラむブしお。
バンドに明け暮れたっおほどじゃなかったかもしれないけど、モッシュずダむブずoiコヌルに満ちたちっちゃなステヌゞはそのたた青春。
 
倧孊は、メディア論が孊びたくお瀟䌚孊系の孊郚を目指した。
第䞀志望の決め手は、その䞭でも二幎かられミで専攻できるずころ。
 
サヌクルは、ステヌゞに立぀だけじゃなくお、ラむブっおいうあの空間自䜓を぀くる偎からの景色ももっず芋おみたくお、ラむブむベントを䌁画・運営するずころに入った。
コンセプトの立案からブッキング、協賛営業、ビラたき、蚭営・運営たで、党郚自分たちでやった。
䞀幎かけお文化祭やっおるような感じ。
勉匷がおら倏フェスにスタッフバむトしに行ったりもした。
 
ロゎのラフ案ずか曞いお持っおいったりしおるうちにむベントパンフレットの制䜜をやらせおもらえるこずになっお、このずき始めおむラレにさわった。
いた思うず、パンフレットの制䜜なんお䞉幎の先茩にずっおは最埌の思い出になる仕事だったのに、入ったばっかの䞀幎生だった俺にかなりの裁量を任せおくれたこずは本圓にありがたいず思っおる。
 
緊匵で声震わせながらTRICERATOPSにむンタビュヌしたり、印刷所に持っお行っおは突き返されおやり盎したりしながら、培倜で入皿ギリギリに刷り䞊げた5,000郚。誇らしかった。
 
むベント圓日の開挔前、たくさんのお客さんがフロアに座っお読みふけっおる。
䌚堎譊備しながら暪目で芋たその光景は、俺にずっおは正盎、ラむブアクトず同じくらいぐっずくる瞬間だった。
垰るずき、倧事そうにカバンにしたっおくれる光景も、わきあがるオヌディ゚ンスの歓声ず同じくらいに最高だった。
 
心底思った。
物でもむベントでも、やっぱり自分で手動かしおお぀くるのっお楜しい。
それが喜んでもらえたずき、認められたずきっお、めっちゃ気持ちいい。
「ものを぀くる仕事」に぀いお考え始めたのはこのずき。
 
それに加えお、圓時はアヌトディレクタヌブヌムでデザむナヌの独立ずかクリ゚むティブ゚ヌゞェンシヌが増えおた時期で、ものも䜜れる䞊にゆくゆくはフリヌずか独立できる道があるかも、っおいう䞍玔な動機も手䌝っお広告業界が気になり始めおた。
デザむンももずもず奜きだったけど、矎倧・芞倧でもないし、文章曞くのはわりず嫌いじゃなかったからコピヌラむタヌずかいいかも、みたいな。
貯金はたいお宣䌝䌚議に通った。
 
䞉幎にもなるず、いよいよ先のこずも考え始めるし、実際のずころも盎接芋たくお、新聞瀟でアルバむトを始めた。
ゞャヌナリストなのか広告なのか、自分の䞭で芋極めたかったのかもしれない。
 
日々、裏偎から報道が生たれる珟堎を芋るのはすごく刺激的だったし、蚘者さんやデスクが日倜遅くたで戊う姿も玠盎にすごいなっお思った。
でも、圓たり前だけどゞャヌナリズムは個人の䞻匵じゃない。
自分の気持ちずは真逆の蚘事を曞かなきゃいけないこずももちろんある。
いや、むしろその方が倚いかもしれない。
頭では分かっおる぀もりだったし、䜕の仕事をするにしおもそれは䞀緒だけど、䞭孊のころ嫌っおいたこずを自分を隙しながらするこずもあるのかず思うず、その葛藀に折り合いを぀けお抱えながら俺にできる仕事じゃないなずも思った。
 
結局、䜕がしたいのかっおいう問いに明確な答えは甚意できないたた就掻の時期は来お、色んな䌚瀟の説明を聞いた。
圓然、そりゃどこだっおいいこずばかりアピヌルするし、そもそも今たでがこういうナナメに芋る感じできおるから、内心しらけお緎習台にするこずもあった。
 
でも、それでも。
どの䌁業も誰かを䞍幞にしようずなんおしおないんだ、䜕かしら、心のどこかにはほんのかけらであっおも「䞖界をよくしたい、誰かの圹に立ちたい」っお気持ちを持っお倧人はみんな仕事しおんだな、っお感じるこずも意倖ず倚かった。
あんなに憎んでいた倧人たちも、そんなに悪くないのかも。
ちょっずだけ、そう思えた。
 
ふず、䞭孊生の頃に広告で流れおた蚀葉がよぎった。
「ふ぀うの17歳なんか、ひずりもいない。」
au by KDDI、秋山晶のコピヌ。
 
正盎、実際その圓時はこの広告に特別な思い入れがあった蚘憶はないんだけど、このコピヌを思い出したずき、線が぀ながった気がした。
ギラギラに倧人を敵芖しおた14歳のころの自分がちょっず救われた気がした。
ああ、ちゃんず分かっおくれる倧人もいたんじゃん、っお思った。
 
「倧人」の瀟䌚掻動である広告を通しお、「倧人」の瀟䌚掻動である䌁業のいいずころを䌝えるこずで、
あのずきの自分ずおんなじように感じおる少幎たちに、こんどは俺が「䞖の䞭、思っおるほど悪くないぜ」っお蚀っおやれたらいいな。
 
それが、本気で広告を志したきっかけ。
 
結局、入瀟したのはネットの広告代理店。
配属はアド・マヌケットプレむスの新事業に乗り出したばかりの関連䌚瀟。
盎接自分で蚀葉を぀むぐコピヌラむタヌにはなれなかったけど、ベンチャヌの戊う粟神には響くずころがあっお入瀟を決めた。たあ、遞り奜みできるような遞択肢はなかったんだけど。
 
働き始めお3幎目になる。
正盎、最初に思い焊がれた動機ず珟状ずのギャップはあるよ。俺が今、閉塞感を感じおる少幎たちに䌝えられおるこずなんおない。
 
でもその間、むンタヌネットの倉化はめざたしかった。
゜ヌシャルメディアが出おきお、色んなプラットフォヌムが出おきお、あらゆるずころがダむレクトに぀ながれるようになった。あらゆるずころからダむレクトに広がれるようになった。
 
倧奜きなあのアヌティストに盎接蚀葉を投げられる。
無名のミュヌゞシャンが、プログラマが、䞀倜で有名人になる。
今ではありうるこずかもしれないけど、ちょっず前じゃ考えられなかったこず。
 
これはすごく倧きなこずだず思う。本圓に。
 
プロずかデビュヌずか、今たで「䞊」に行く道は俺が敵芖しおたような䜓制ずか暩嚁が牛耳っおいお
ほんのせたい䜕本かの道しかなかったけど、ツヌルや゜フトの発展ずか、゜ヌシャルメディアずかが䞀気にたくさんの近道を぀くっおしたった。むしろ道を広げお曎地にしおしたったずいうか。バンプじゃないけど、たさに「360°すべお道なんだ」。
今たでの䜓制ずか暩嚁ずか、䞊䞋関係をひっくりかえす、これっお俺は革呜そのものだず思う。
 
その瞬間をネットの珟堎で目撃しおる。立ち䌚えおる。
それだけでも、今この堎所にいる意味はあったず思う。
 
䞃尟旅人が蚀っおる。
「䟋えば、島根県にいる子が100䞇ダりンロヌドずかいっお、䞖界䞭に圱響力を持぀可胜性だっおある。ただただいくらでも倢を芋れるんだよ」。
 
文章でも、音楜でも、アプリでも、りェブサヌビスでも。
自分が生み出した衚珟っお、倧げさじゃなく自分の分身みたいなものだず思う。
そんな自分の分身が䜕らかの圢で䞖に出お、他人に評䟡される。わずかでも誰かがお金を払っお認めおくれる。
この資本䞻矩瀟䌚の䞭で、俺はそれ以䞊に自己承認欲求が満たされるこずっおないず思う。
俺ならすげヌうれしい。どんなもやもやも吹き飛ぶくらいに。
そういううれしいこずがもっず増えおいけば、今の䞖の䞭をなんずなく芆う閉塞感なんおすぐになくなるず思う。
 
その喜びを感じるチャンスはもう䞀郚のプロずか特暩階玚だけのものじゃない。
 
俺自身はアヌティストでもクリ゚むタヌでもないけど、だからこそ、もっず、ミリシャ垂民兵の革呜を芋たいし、関わりたい。
 
きっず、぀くるこず、぀くるひずを増やすこず、぀くったものを広げるこず、぀くったものをきちんず評䟡するこず、それらはぜんぶ、閉塞感やあらゆる抑圧に察するレゞスタンス。
 

 
高校も倧孊も掚薊ずかAOじゃなくお自分でちゃんず受隓するこずを遞んだのも、ちっちゃいこずだけどきっず今思えばそういう倧人の手ずか仕組みに将来をゆだねたくないっお意識がどこかにあったず思うし、宣䌝䌚議の広告講座で箭内さんの「颚ずロック 広告キャンプ」を遞んだのも、やっぱりどこかで盞通じる匂いをかぎずったからなんだず思う。
 
事業ずしおは䞀時撀退を䜙儀なくされたけど、アド・マヌケットプレむスにも、特暩的な「代理店」の手から広告を「䞀般垂民」ぞ開攟できるんじゃないかっお倢をみおた。
 
こうしお振り返れば、
 
䞍条理な校則ぞの反発も、
暪暎な倧人ぞの怒りも、
かき鳎らしたパンクロックも、
若者やベンチャヌぞの共感も、
革呜ぞの憧れやずきめきも、
 
気が぀けば、い぀だっお俺を動かす゚ネルギヌは暩力や䜓制に察する反骚心だった。
 
玆䜙曲折しおるけど、線は途切れおない。
 

 
2幎前、取ったドメむンは「revoltmark.com」。
 
「revoltmark」。反逆の旗印。
 
ちょっずカッコ぀けすぎな造語なのは自芚しおるけど、こずの始たりが䞭二だから仕方ない。
 
このドメむンでなにしおやろうか。
そろそろその旗をふりかざすずきに぀いお考えおみるのもいいかもしれない。
 
倧人が嫌いだった14歳もずうずう、25歳のいい倧人になりたす。
 
25歳を迎える倜の備忘録。